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2. アイデアを出す社員さんは扱いにくい?

社長さんは、「みんなからの提案」を求めていませんか? それぞれが何を考えているか知りたいですよね。社内にお宝が埋もれていたなら大変ですから、

みんな(全員)から提案が欲しい。見たい。当然です。

その結果に応えようとしない人がいるんです

社長さんの方は、期待していたのにガッカリして終わっているかも知れませんが、その扱いにくい人は「他人と比べられるのが嫌」なんです。
与えられた条件の中で競うことが耐えられないんですね。

社長さんには、そんな気持ちは分からないし問題外かも知れませんが。

お宝は、みんなが頑張るわけではありません。

特に前回「重役候補タイプ」は、斬新なアイデア創出を強いてはいけないと申し上げました。

今回は期待していい人です。

殺してしまう恐れがあるのは「みんなから」にあるんですね。

こんな人はいませんか?

・情熱が余っているのか
・否定してくるくってかかってくる
・遅刻が多かったり協調性がなかったりする
・会議でいらないことを言い出す
・空気が読めない?
・報連相が足りない。
・人のことはお構いなし
・無理を言うと断ってくる

そういうわけで、扱いにくいです。
社長さんも、言いたいことが思い切り言えません。

でも、本人は(特に新入社員は)発言機会を喜んでいるようにみえる。つまりそういうときにはイキイキしています。

そういえば、そんなヤツが浮かびますか?

社長さんから見たその人は、無遠慮で生意気で苦手かも知れません。

しかし、本当のことを遠慮なく聞きたい気もする。

社長さんの側の度量で「使えるかも知れないのか?」か、「失礼なやつ」か、もしかしたら陰キャかも知れません(そこは陽キャもいますので)

分からないけど、面白い個性かも知れず、結局社長さんの脳は、快か不快かわかりにくい人でしょう。

誰から見ても、経営陣の重役には向かないです。

もしかしたらワクワクするような「斬新なアイデア」を持ってくるかも知れない。もしくは、そんな機会があったなら、置いておきたい人材ですね。

今までのところで心当たりがありましたら、


その社員さんの自分でも気づいていない深い欲望は、

「自分の世界を創りたい」です。


・それは、例えばA4のエクセル表でさえ、いちいち切り口を変えてくるので説明させないと分かりにくい。
・説明が下手で論理も破綻していたりする
・言葉が足りないものはビジュアルで押し通そうとする
・おとなしい場合はアーティストの雰囲気
・にぎやかな場合はヘンでも平気な感じ

個性的だが、仕事は粛々と進めかったり、一気に乗り越えて見せたりする。


仕事の面では得難い人材で、その人の仕事ぶりが専門的なことなら、

殺してしまわないように気をつけてください。


社長さんの言葉を理解はするけど、折れない。

やる気を失うことで、存在感を失い会社を止めたりします。

「買ってくれないなら、あとは知りません」という態度になっていき、それがまた面倒くさくて、別の人材が魅力的に見えてくることでしょう。殺すとはそういうことです。非常にもったいないです。

本人がとことん拘ったところだけは希望を通してやれば、同じタイプの部下の気持ちが分かってなだめ励まし活かしてやれるのはこの人しかいません。

一線から退いても、同じような後任を引き止める役目は買って出ます。

コミュ術のはじめは、

一回でいいから、「アレ良かったな」と声をかけることです。説明は要りません。


前置きもなくてOKです。何のことかは本人が決めて満足しますし、何のことですか?と聞かれたら、本人の仕事の何でもよいのです。

希望さえあれば、勝手に考えて動くので、多少の成果は見守る度量が要ります。

「よし!」だけでもいいです。

何のどこがよし!かは本人の意思が通ったことにあるので、大事なのは認められた結果だけで、いつまでも嬉しがります。

禁句は、
・「いいところもあるけど、」
・「可能性がないわけではないが、」
・「なにがいいのかさっぱり分からない」
・コストや期限、そもそもムリ
・鼻であしらう

これらが最もやる気を無くさせて、殺してしまいます。

同じことを言うとしたら、「出来そうか?」と聞いてやるのがよろしいです。

ここで性格の基準図を示します。
この図は今回に当てはまる性格タイプのポジションを表しています。
紫の円のところが基本ポジションで、

・気が済みたい
・自分だけが分かる価値を示したい
・その割には分かって欲しがる
・争いというか、議論は好む(無口な人は別)
・親にも分かりにくい子で育ち
・感情は静かな人も賑やかな人もいる
・未来が好きで過去にこだわらない
・損得勘定がない
・情熱はありすぎて周りは気にしない
・逆風は好みはしないが受けて立つ
・紆余曲折でも粘り強い割には
・結論がでるまでに飽きたりする
・安心できないスリルはいとわない
・準備不足で締め切りに未完成でもってくる

この図の根拠を示そうが示すまいが、信じない。興味がない。占いのようなものは好まない。

読者さんがそう思われたなら、あなたはこのポジションの人である可能性があります。

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最後までありがとうございました。

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