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6. ワンマン気質の怖がりさんを見抜くには。

社長さんから見て、気の強い慎重派って心当たりがありますか?

社長さんに対する態度は一貫しているので、特に分かりづらいと思います。

その人は、

・人によって態度が豹変する。
・上限関係に敏感なゆえに
・目上と目下で変化が激しい。
・ワイワイと陰険が同居する。
・全体的には明るいなら影で重箱の隅をつつく。
・全体的には大人しいのに影でナンパは得意。

オモテウラが激しいということですね。

立場で二面性が出ますから、対アプローチが最も難しいでしょう。

言い方は悪いですが、上にはペコペコ、下には偉そうにするということですね。これなら社員さんから情報が得られそうです。

真面目そうに見えて、遊びは女好き、男好き、なモテる人もいます。

上下関係に敏感で態度が豹変する。

同僚からは分かりやすく、社長さんには分からない。

「偉そうにする小心者」

我ながらヒドイ言い方だと気が引けますけど、悪人ということではなくて自分でも分からないと思うんです。なぜこうなるのか。

まさしく側近に置きたい人ワンマン社長気質が同居していて、上下関係によって使い分ける感じです。

その社員さんの自分でも気づいていない深い欲望は、

「上を目指したい本能と安心安全志向」

社長さんからはこんな人に見えて、

社員さんからはこんな人に見える。

実は、多いんですよ、このタイプ。
重ねて申し上げますが悪人ではなくて、誰もが持つ両面が、激しく行動に出るということです。

人は一貫性を求めますから、みんなから好かれるのは難しい、反面社長さんには気心の知れた頼りになる人。中堅以上の社員さんなら、ポジションは引き上げられていると思います。

今後もっと活躍して欲しい人ならば、殺してはもったいないですね。


コミュ術のはじめは、


部下について聞いてみて、褒めたならその意図を、けなしたなら、その意図を時間をかけて聞く。

その上で、観察力が優れていると感じたら、「よく見ているな」と褒めて、部下を仲間と捉えるように、観察眼が低ければ「いいところに注目するのが大事、結局チームの成績だから」と促していきますが、

難しいですね。根が深い本能と欲望からの行動ですから(^^;

独立はしません、周りの引き立てや付いてくる人は得難いし、珍重しないと拗ねるので、はじめのアプローチはヒアリングですね。

自然にそこそこのポジションを得てそれ以上にはなれず、

社長さんが見抜いていれば課長止まり。お人好しタイプと同じポジションが多いでしょう。

本人の自覚が鍵になります。「器の大きい人になれ」といっても理解できないでしょう。

ここまで頑張ってくれたことは、本人に伝わるようにねぎらった上で、ヒアリングからはじめて、自覚するようもっていきましょう。

損得にも敏感なので、目前のニンジンは効きます。

同僚部下に対する正しい上から目線をもって接することができれば立派な重役タイプです。


ここで性格の基準図を示します。
この図は今回に当てはまる性格タイプのポジションを表しています。
紺色の円のところが基本ポジションです。

もし読者さんが、自分はそうじゃないと正しさを証明したくなるか、自分に当てはまるかも知れないけど、当たり前じゃないの? みんなそうじゃないの? と思われたなら、あなたはこのポジションの人である可能性が高いです。

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最後までありがとうございました。

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