8 ♯0 事業承継「時代の激変」、たったひとつ変わらないものは。
ここ10年で創業社長から事業承継された会社が多く、既にピークは超えたかもしれませんね。
代が変わり、社会も変わり、自社を変化させようとしても、社員さんたちの意識が変わらない。変わってもどうしていいか分からない。
社員さんは「分かりました」と答えるものの、物足りなく思われる社長さんが多いです。
創業社長が健康であられる限り、会長スライドされるのがほとんどで、良きアドバイスを受けておられるはずですが、
時代は全然違います。寂しいことですが、もはや先代社長さんの手には負えません。
変わらないのはたったひとつだけ
社運は社員さんの働きによるということ。
そのために必要な人心掌握術は、新しく更新する必要があります。
社長の熱意を発信するだけでは到底思うように社員を動かせません、しかもこの世の中、コロナの影響は免れないのですから。
ニュースは悪い経済ばかり報道しますが、利用する側にシフトした会社は成功して高笑いをされているところもあるのです。
不安を安心に変える方法なんてあるのでしょうか?
あるとしたら社員さんの変化です。
いっそ、「これを機会に社員を入れ替えたい」なんて聞きますが、期待して新しく入れた社員さんが思うようになるでしょうか。
結構同じなんですよ。愛社精神はまだ古い社員さんの方が高いわけで、その点使いやすい人。
新しい社員さんは使いにくい。多くが「やりたいこと」で「才能を活かして」、自由になることに懸命になっているか、
あるいは「会社を利用して依存しなきゃ」と思っているのですから、覚悟をなさらないと時間と労力のムダになります。
時代の変化に伴わないなら、伸びないどころか下降するのが宿命です。
これからは、社長さんも社員さんも満足に働く方向しかない。そのための今日からできるコミュニケーション術です。
リモートで働く時代、短く刺さる言葉、あとで思い出して考える会話が重要になる。
なかなか切れるものでもありませんし、この時期に重要な社員さんを発見しませんか?
視点高く視野広く接してみれば、社長さんの影響を与えることができます。
社長さんと社員さんが共に喜び合う職場づくりが、社会に貢献するに違いありません。
ここから先は、タイトルに♯をつけて、後継ぎ社長さんへのエールを送る章に致します。
改めて宜しくお付き合いの程、お願い申し上げます。
過去記事をマガジンにしました。
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