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夏休み明けって学校行きづらいよね。みんな同じだったんだね。

こんにちは。
小学2年生女子の母です。
娘の学校は昨日から分散登校でスタートしました。前の晩、娘は夏休み明けの不安から胃が痛み泣いて泣いてなかなか眠ることができませんでした。とても繊細なんです。。。

「何も考えなくて大丈夫だよ。」
「明日の朝もつらかったら休んでもいいんだよ。」
「朝そのまま保健室行っていいんだよ。」
「登校してすぐ帰るのもありだよ。」
「帰りの会終わってみんなが帰ってから、先生だけに会いに行くのもあり。」
「なんだってOK。」
「なにがつらいのか怖いのかわからないけど、なんとなく不安で苦しかったら、そのモヤモヤをいったん箱に入れてとりあえず寝よう。」

この声かけが正解かどうかなんて分からないけれど、話題をそらし梅干しを口に入れると、胃痛は治まり娘は無事眠りにつくことができました。手作りの梅干しは万能薬。娘にとって一番の御守り。

翌朝、玄関で数分間フリーズした後、自分のペースで学校に向かうこともできました。

楽しめますように。と祈りながら待つこと2時間半。ニコニコ笑顔で帰宅した娘。

私「あのさ、夏休み明けに学校に行きたくないなぁって思う子がいたら、なんて声かける?」

娘「みんな同じだから大丈夫だよ。かな。」

え??
娘の話によると、元気な子もおとなしい子もまじめな子も優しい子もこわい子もどんな子でも大なり小なり色んな理由から「あ~やだなぁ~」って思いながら学校に来て、来たら来たで楽しいことがあるとそれで気分が晴れるから大丈夫だよ~とのこと。
ほぉ。他人のことはよく分かるのね。

学校でイジメがあったり、過酷なスケジュールだったり、家庭環境が良くなかったりしたら、そんな簡単な話では済まないけれど、楽しいことを見つけられる力があれば大丈夫ということだ。

私は幼い頃、体が弱く小学校の頃は毎朝だるく毎週のように欠席し、毎日が夏休み明けのような重い心境だった。しかし娘のことばで遥か遠い昔の自分が癒された。みんながみんな同じではないだろうけど、それぞれ幼いながらに色んなことを抱えながら登校してたんだな。

いや、そもそも学校やだなぁ~はおかしい。不登校は自己防衛として大切な選択肢のひとつと思っているけども、「学校早く行きたいなぁ。」な場所にせねば。こどもたちの「やだな」を少しでも減らそうと、今年の夏休みは思い切って「宿題なんもしなくていいよ!」宣言をまず我が家で掲げてみました。


つづく

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