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ヨルシカの「アルジャーノン」の最後に希望を感じる。中編小説「アルジャーノンに花束を」はハッピーエンドでは無いが、楽曲に希望を載せた理由が分かるような気がした。長編も読んでみる。
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ヨルシカ「左右盲」に「忘れてください」から流れ着いた
映画を見て、歌詞がスルスルと降りてきて氷解した経験は初めてだ。多くの素材が絡み合っているのに、邪魔をせず一つの世界観を形成しているのは驚きだった。
映画「今夜、世界からこの恋が消えても」の主題歌ヨルシカの「左右盲」は、恋人のことを少しずつ忘れていく過程を、右も左も分からなくなる状態に例えている。歌詞を読んで、解説動画を見て、それなりに分かった気がしていたが、映画の効力は格別だった。
「左右盲」
ヨルシカ〜忘れてください〜ドラマからの余韻
ヨルシカの新曲は、日本テレビ系ドラマ"GO HOME~警視庁身元不明人相談室~"の主題歌。YouTubeでは英タイトルはForget itとされている。歌詞を読めばわかるとおり、真意は裏腹のForget me not だと思う。忘れてほしいと繰り返すたびに、忘れないでほしいのだなと感じさせる作品だ。
ドラマの初回を見た。天才肌ではなく努力家の日本代表候補選手。恋人をかばって階段から転落し利き腕を
suis from ヨルシカ「若者のすべて」MVでひとつになる想い
suis from ヨルシカの「若者のすべて」Music Videoが公開された。
詩だけ読むと歌の主人公はかつての恋人同士かと思いきや、このMVではどうやら音楽仲間の学生女子ふたりらしい。
ふとしたことで離ればなれになってしまったようだ。理由は不明。病気か引っ越しか、争いがあったのだろうか。
ある年の夏の終わりの花火大会。夕方5時にチャイムが鳴ると、一緒に音楽をしていた頃を思い出して落ち着い
ヨルシカの「ただ君に晴れ」に見る夏のはかなさと希望
ヨルシカの「ただ君に晴れ」は、2018年に発売された2nd Mini Album 「負け犬にアンコールはいらない」の7曲目。
梅雨を前にしたこの時期に聞くのにぴったりの夏の曲。これを聞いて、これからの暑さを思い、夜の涼しさを想像する。ただし、盛り上がる夏もいつか終わりを告げ、短い期間として思い出に残る。そこで忘れられない人と出会ったとしたら、甘酸っぱい思い出だ。
歌詞では夜がよく出てくるが、こ