ちび@能登に住むビジネス・エンタメ好き

好きな音楽やドラマ、アニメのレビューをnoteに多数掲載。簿記2級、FP2級。難聴、発…

ちび@能登に住むビジネス・エンタメ好き

好きな音楽やドラマ、アニメのレビューをnoteに多数掲載。簿記2級、FP2級。難聴、発達障害の子らと認知症の母と暮らすアラフィフ。能登在住。さとゆみゼミ2期生。

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地上波「家族だから愛したんじゃなくて愛したのが家族だった」の感想まとめ

家族だから愛したんじゃなくて愛したのが家族だったが地上波に降臨しました。BS放送時から久しぶりに見ると、また味わいものですね。 地上波での放送が終わるごとに感想を書いていきたいと思います。NHKが公式にポストしている目次とともにお楽しみください。 第1話第2話第3話第4話BSで放送されていたときの感想

    • かぞかそ地上波第5話〜大丈夫じゃない

      お風呂での感情爆発! 家族だから愛したんじゃなくて愛したのが家族だったを代表するシーンだ。 ここは自分は大丈夫ではないという現実を受け止められた転機だったかもしれない。 七実は家族のために大学一年生から働くも、何か違う違和感。 仕事に一生懸命でそれなりに成果を出すも、すべてが上手くいくわけではない。 七実でなくても自分の身につまされて、辛すぎる放送回だった。 どんなに辛くても進んでいくしかない。 「人は大丈夫?版張りすぎないでね」、というが頑張らないと生きていけないのも事

      • 映画「聲の形」

        (2021年7月21日にSNSに投稿した感想です。) 目を背けたくなる導入部だが、設定に無理はあっても実はよくあることだし、その後の後悔も話としては重い。ただし、被害を受けた当事者も慣れていてそんなに気にしていないこともある。というか慣れざるを得ないほど頻発している。 一方、償いをしようとしてもどうすれば報われるのか、答えがないことも多い。 この映画の結末は一つの例示に過ぎないが、私が予想していた救いのない終わりかたではなくてホッとしている自分もいる。 お互いの苦しみは

        • かぞかそ地上波第4話〜耕助さん大活躍

          家族だから愛したんじゃなくて愛したのが家族だった(かぞかぞ)では、亡くなったはずの耕助さん(七実の父、錦戸亮さん)が、ずっと家族を鼓舞し見守り続けている。NHKが毎回渾身の力で作っている目次を見ても明らかだ。 肉体が滅してからも、これほど家族に影響を与え続ける人がいるだろうか。言葉だけでは無く、物体も残してくれた。真っ赤なボルドである かぞかぞは家族の物語といわれるが、私は親子にばかりフォーカスして見ていたと気付いた。祖母との世代を超えたつながりや、ひとみと耕助の夫婦愛も

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        • 家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった
          37本
        • ヨルシカ
          6本
        • レビュー
          52本
        • 能登半島地震
          24本
        • アンメット〜ある脳外科医の日記
          10本
        • 葬送のフリーレン
          20本

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          ヨルシカの「アルジャーノン」の最後に希望を感じる。中編小説「アルジャーノンに花束を」はハッピーエンドでは無いが、楽曲に希望を載せた理由が分かるような気がした。長編も読んでみる。

          ヨルシカの「アルジャーノン」の最後に希望を感じる。中編小説「アルジャーノンに花束を」はハッピーエンドでは無いが、楽曲に希望を載せた理由が分かるような気がした。長編も読んでみる。

          ヨルシカ「左右盲」に「忘れてください」から流れ着いた

          映画を見て、歌詞がスルスルと降りてきて氷解した経験は初めてだ。多くの素材が絡み合っているのに、邪魔をせず一つの世界観を形成しているのは驚きだった。 映画「今夜、世界からこの恋が消えても」の主題歌ヨルシカの「左右盲」は、恋人のことを少しずつ忘れていく過程を、右も左も分からなくなる状態に例えている。歌詞を読んで、解説動画を見て、それなりに分かった気がしていたが、映画の効力は格別だった。 「左右盲」は、映画『今夜、世界からこの恋が消えても』の主題歌。この映画は、一晩寝ると前日の

          ヨルシカ「左右盲」に「忘れてください」から流れ着いた

          海のはじまり第6話 書きおこしてみた…出産を決めた本当の理由

          水季が海を産むことを決めたきっかけは、産婦人科で弥生の書いた文章だった。 他人の影響を受けない水季が、弥生の言葉に偶然出会って決断した。 生方さんの脚本は台詞を書きおこしたくなる。前作のいちばん好きな花もそうだった。 実際にはあり得ない要素を重ねて、演劇的に組み立てながら、私の中にもあると人の心をすくい取る脚本。俗な言い方だが、心のひだを一枚ずつめくるような静かなドラマはなかなか無いと思う。

          海のはじまり第6話 書きおこしてみた…出産を決めた本当の理由

          海のはじまりとかぞかぞ4つの共通点

          2024年夏ドラマの話題作は、海のはじまりと家族だから愛したんじゃなくて愛したのが家族だったの2作。選者は私なので異論は認めません。 2つのドラマには共通点がある。 亡くなった者の描かれ方 海の意味 風呂での感情爆発 父の存在 1.亡くなった者の描かれ方海のはじまりでは、主人公の夏の元恋人であり、海の母親として水季が頻繁に登場する。亡くなっているので回想シーンで出てくるのだが、存在感は現在も生きているかのように迫ってくる。 かぞかぞでは、主人公の七実の父である耕

          海のはじまりとかぞかぞ4つの共通点

          五輪中放送休止!「家族だから愛したんじゃなくて愛したのが家族だった」の次回放送は8月13日!

          大事なことをいいます。かぞかぞは、2週間お休みです。 放送予定7月30日、8月6日の放送は休止 第4回は8月13日に放送予定 過去放送の振り返りさみしい時間は、過去の放送を振り返るのが吉でしょう。 私も過去の感想を書いたのでよろしければ。 第3話はNHKプラスで(7/30まで無料)なお、第3話は、NHKプラスで7/30(火) 午後10:44 まで視聴可能です。 ダイジェスト動画も楽しめるまた、過去のダイジェスト動画を視聴するのも良し! それでは、オリンピックを楽しみ

          五輪中放送休止!「家族だから愛したんじゃなくて愛したのが家族だった」の次回放送は8月13日!

          能登に来てほしい理由は3つ

          ボランティアでなくてもいいので、能登に来てほしい。 そう言い続けてきたが、うまく伝わらないケースがあるので理由を整理しておく。 報道やSNSで能登が取り上げられることで、世論が形成され支援が後押しされてほしい 能登で頑張っている人を応援してほしい いまだ衣食住の環境が整わない人を支援してほしい 道路の損傷していたりガレキが残さていたりショックを受けることもあると思うが、明暗両面を見てほしいと願っている。バランスよく見てもらえたら、訪問できない方にも伝えてほしい。被害は

          かぞかぞ地上波第3話〜お父さんと呼んでいいですか

          七実は本当に瀬尾さんをお父さんと重ねていたのだろうか。 交通整理の現場で戸惑っているとき、テキパキと動いて助けてくれる。頼もしさに惚れたのは事実だろう。 頼れる瀬尾さん七実が野球場でコーヒーを売っていたとき、引っ越しバイトの現場で働いていたとき、交通整理の現場に居るときにも、自然と瀬尾さんが目に入ってくる。 七実は、瀬尾さんが黙々と働き続けたり、野球に集中したりする後ろ姿が好きなのだろう。宅配をしている陶山さんも気に入っていたようだし、年上の男性に惹かれる傾向があるのは間

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          アンメット(漫画)の気になる結末

          みんなが泣いたドラマ「アンメット〜ある脳外科医の日記」の原作漫画が完結したそうです。 私も最終話だけ読みました。一話単位で買えて便利な時代です。 内容は..とても良かったです。読んで良かった! 原作とドラマが矛盾することなく、補完し合う名作でしたね。 ネタバレはしませんので、気になる方は読んでみてください。

          アンメット(漫画)の気になる結末

          紛争地並みに少ない能登の情報を発信してくれる人々

          自然災害が発生すると世論は盛り上がるが、そのうち急激にしぼんでしまうので不安に感じる当事者は多い。それに対し、世間の優先度が低くなっても、現地に入り見た人にしか分からない情報を発信してくれる取り組みがある。 2024年7月下旬に、日本各地で活躍するライター約20名が取材してくれることになった。専門家から受けた勉強会の様子も発信されている。 能登を語るときに暗いトーンになりすぎていることなどが紹介され、示唆に富んでいる。 能登とウクライナそもそも、感情は沸しやすく冷めやす

          紛争地並みに少ない能登の情報を発信してくれる人々

          かぞかそ地上波第2話〜陶山さんのひとこと

          悩める七実に、宅配配達の陶山さんの名言が炸裂した。 母の手術に同意したために、死ぬほど苦しんでいる様子を見て苦悩している。自分にできることは何もないと思い詰める七実。 しかし、陶山さんのひと言で急展開する。ニューヨークへ行って大道芸人になるために英語を学び始めたのだ。結局、ニューヨークへは行かなかったけど、英語の勉強漬けになることで壁を突破した。 やればできる。 勉強は努力を裏切らない。 英語教師が個性的に指導してくれ、マルチが一緒に勉強してくれたこともあるが、大学入試

          かぞかそ地上波第2話〜陶山さんのひとこと

          back numberが描いた新しい恋人達とは〜『海のはじまり』より

          back numberの『新しい恋人達に』は、意外な関係性が描かれていた。フジテレビ系ドラマ月9『海のはじまり』の主題歌は、脚本を9話まで読み込んで制作されたそうだ。 今は離れてしまった恋人達を歌ったのかと思って聞いていると、最後に引っかかる。 これはどう見ても親が子に抱く思いだよなあ.. 一晩考えた。 あ、子が子の恋人を想う気持ちに、親がうなずいたのか。 夏(父)が今は亡き水季(母)に対する後悔の念を抱きながら、突然現れた海(娘)を戸惑いながら受け入れていく。次の世代

          back numberが描いた新しい恋人達とは〜『海のはじまり』より

          ヨルシカ〜忘れてください〜ドラマからの余韻

          ヨルシカの新曲は、日本テレビ系ドラマ"GO HOME~警視庁身元不明人相談室~"の主題歌。YouTubeでは英タイトルはForget itとされている。歌詞を読めばわかるとおり、真意は裏腹のForget me not だと思う。忘れてほしいと繰り返すたびに、忘れないでほしいのだなと感じさせる作品だ。 ドラマの初回を見た。天才肌ではなく努力家の日本代表候補選手。恋人をかばって階段から転落し利き腕を負傷してしまう。しかし、その前に自ら選手としての将来を危惧していた。腕の負傷は言

          ヨルシカ〜忘れてください〜ドラマからの余韻