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僕が"まだ"教員をやらない理由

こんにちは
北海道にある建設機械の販売会社で総務、人事をしております
内山 凌と申します
 
タイトルにあるように僕は将来教員をやります
中学校1年生で将来は教員になると決めて以来
11年間その夢がぶれた事は一度もありません
 
本日は“まだ”やらない理由についてお話しします
ページを閉じずに最後まで見ていただけると幸いです
 
さて、僕がまだ教員をやらない理由についてですが
僕自身『自分の人生経験が少なく生徒に伝えられることがあまりにも少ない』
と思っているからです
 
ところで皆さんは教員になる方法をご存じでしょうか?
多くの方々が教員という職業を聞くと『すごいね』と言いますが
実は教員になるのは皆さんが思っているよりハードルは低いです
(今回は高校教員について)
 
まず教員になる為に必須となる教員免許状についてですが
この免許を取得するのに試験はありません
教職課程を有している大学・短期大学等で必要単位を修得し、各都道府県の教育委員会が定める書類を用意し申請することで、教員免許状を取得できます。
 
言ってしまえば学費を払えて、単位さえ修得できれば
そこがどのレベルの大学であろうと、、、
カンニングをして修得した単位であろうと、、、です。
教員免許を取るだけなら、、、ね。

 
なら、よく聞く『教員採用試験』って何?と思われる方もいると思いますが
これはあくまで『採用』の試験です
 
学校には公立校と私立校があり、一般的に言われている教員採用試験を受けているのは公立校への就職を目指す方です
これに合格すると正規採用の公務員として公立校に赴任することになります。
 
じゃあ、不合格なら公立校では教員になれないのでは?
いえ、そんなことはありません
もし不合格になっても
臨時採用や非常勤講師という道があります
流石は手に職の代表と言われる教員免許状
試験に落ちても手厚くサポートしてくれます
 
私立高校の教員ですがこちらは運営しているのが法人なので
働いている先生方は公務員ではなく会社員です
 
就職する方法も学校独自の試験や面接
あとは引き抜き、紹介など様々です
 
この様に教員として現場に出るハードルはそこまで高くありませんし
教員免許状を取得するだけならば意外と簡単だなと思った方もいるのではないでしょうか?
 
さて、ここまでの話で教員になるだけならそこまでハードルは高くないということがわかりました
現に僕は教職免許状を3つ持っています
ならなぜやらないのかと
 
僕には目指す教師像があります
それは『生徒の将来の可能性と選択肢を拡げられる教師』です
たかだか18歳の子供たちの将来を可能性を信じずに
現状の能力で勝手に将来を決めつけるような教員にはなりたくありません
 
そんな理想を掲げた大学生の内山君はこのように思いました
『学生生活を経てそのまま教員になったら、学校しか経験してないよな?生徒は将来社会に出ていくのに、教員が社会に出たことないのはどうなの?』と。
 
それ以来僕は出来るだけ多くの事を経験して行こうと決めました

きっとこれから僕が教員になって出会う生徒には様々な考えや価値観、夢や目標をもった子供たちが沢山いると思います
一般的なレールとは違う道で頑張りたい子もいるでしょう

その時に僕自身の人生経験が少なく、視野が狭かったり自分の中の物差しが少ないと
生徒の将来の可能性を信じてサポートするどころか
生徒の可能性を狭めたり潰してしまいかねません
 
だから、もっと沢山の経験をしてから教員になりたいと考えています
 
この様に考えると
人生のどんな失敗も成功も経験したことすべてが
僕を彩ってくれます
 
昨年は自分の大好きな野球でお金をいただきながらプレーしました
夢を追って挫折しました
今は就職してデスクワークの洗礼を浴びています
今後は営業や起業なんかにも挑戦します
 
これからも沢山挑戦して
失敗や成功を繰り返して
魅力的な大人に
かっこいい男に
そしていつか尊敬できる先生になります
 
入学時には
『内山先生がいるからこの学校を選びました』
卒業時に
『内山先生が先生でよかったです』
生徒にそう言ってもらえる日が来ることを目指して、、、
 
 
ここまで読んでいただきありがとうございますこれは所詮現場に立ったことない内山の考えです

僕の友人や先輩、後輩には大学を出てすぐに教員になった素晴らしい方々が数多くいます
みんな僕の憧れです

現場には僕が想像もできないような苦労があると思います
教育の最前線で頑張っておられる方々には心からの尊敬しかありません
いつか一緒に働く機会がございましたら
その際はご指導ご鞭撻宜しくお願いいたします。

実際はまだまだやりたい事が多すぎて
まだ教員にならないっていうのも本音。

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