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第二回 もじかき練習帳 お題4[作品発表]

もじかき練習帳 お題4

お題4 以下の画像を文章で表現してください。


Photo by Heidi Fin on Unsplash

  1. 立ち並ぶ華やかなショーウィンドウ、忙しなく人々の雑踏。
    私は、その中でふと足を止めてみた。
    通路の真ん中にどっしりと居座る、今月の象徴を人睨みする。
    そのてっぺんで、きらきらと輝く1つ星。
    私にも、いつか手が届くだろうか。


  2. ショーウィンドウを眺めるひと、慌ただしく駆けていくひと。クリスマスを目前に、アーケードはたくさんのひとで溢れかえっている。


  3. 白と黒正方形が並んだ床を見て、まるでチェス盤のようだなんて考えつつ、ショッピングセンターのショーウィンドウをぼんやりと視界の端に映しながら歩く。正面に見えるのが、待ち合わせ場所のツリーだ。金銀のオーナメントが飾られていて、クリスマスらしくなっている。高い天井のアーケードはガラス張りで、外の天気がわかりやすい。雨が降るかと思っていたら、ちらほらと白い雪が舞っている。


  4. クリスマスのショッピングモールには楽しげに行き交う人々の姿が見える。高い高い天井からは陽の光が差し込み、気分も明るくなるようだ。プレゼントを買いに来たのだろうか。人々の顔は楽しそうな笑顔で彩られている。


  5. イルミネーションが飾られた小さな木が、この場所の目印だ。オレンジ色の壁も、ガラスでできた天井もいつもとっても素敵で、お店の中が少しだけ覗けるガラスの扉もうんと魅力的な物ばかりがいつも並んでいるけれど、キラキラと光で彩られた小さな木がこの場所の一番のチャームポイントと言えるかもしれない。


  6. 昨晩のハロウィンイベントを今朝のニュースで放送していたというのに、そんなこと知らないと街はクリスマスの装いに様変わりしていた。
    ショッピングモール内で昨夜までハロウィンの夜闇をイメージした薄暗い照明は聖なる光へ、かぼちゃの飾りはクリスマスツリーへ変わっている。
    さすがに十一月初旬にクリスマスプレゼントを買いに来る客は少ない。しかし来る繁忙の日々に備えて、私は今日も棚裏でせっせと梱包の練習に励んだ。


  7. 見渡す限り煌びやかなお店に、一つ一つの硝子に閉じ込められたどれも魅力的なものばかり。上からは、硝子に閉じ込められた子たちを華やかにさせて、今にもそこから飛び出て踊り出しそう。


  8. ガラスの天井から、淡い陽光が差し込む。長い通路を歩く人々は、通路の両脇に立ち並ぶ店舗のショーウィンドウを覗いては、楽しげにおしゃべりをしていた。通路の中央には根から引き抜いてきたであろう、鉢の部分がやけに長い、本物のもみの木を使ったクリスマスツリーが飾られている。おそらく、そのための準備に店を訪れている人もいるだろう。かく言う私もその一人なわけで。私は注文していた商品を受け取りに一歩、踏み出した。


  9. アーチ型の天窓から降り注ぐ柔い光とショーウィンドに溢れる綺羅びやかさでモールは賑わいを見せている。床はモノクロのダイア柄で、視線で追い数えているとキャラメル色が視界の端に捉え、ふと視線を上げれる。目に飛び込んできたのはクリスマスツリー。それも天窓まで届きそうな巨大なものだ。キャラメル色の何かは土台で、首をぐっと上げないと天辺が見えない程のものだ。


  10. クリスマス間近のパサージュは活気に満ちていた。ゴシック式の高い天井からは陽光が降り注ぎ、黒と白のチェック柄の床を照らしている。ガラス張りのショップからライトの明かりが漏れ、昼日中にもかかわらず夕暮れ時を思わせた。両側からせり出すショップの看板が熱心にアピールを繰り返していたが、私はどの店にも入らずに先を急いだ。


  11. 外の寒さと打って変わって、アーケードの中はとても温かだ。アーチ状の高い天井は明るく、遠くにあるクリスマスツリーもどこか誇らしげに輝いている。あっちが素敵、こっちも良いな。ショーウィンドウを覗く私の顔まで、クリスマスを待つ子どものようだった。


  12. ガラス窓に覆われたショッピングモール。ピンクの壁はかわいらしく、真ん中に置かれたツリーも相まって、気持ちを明るくさせてくれる。通路沿いのテナントのショーウィンドウに工夫を凝らしたディスプレイを展開していた。人々は各店舗の個性的な演出にしばしば目を奪われながら、銘々の目的地へと歩いていく。


  13. クリスマス一色のマーケット。道の両側を飾るショーウィンドウには、ロマンチックと幸せが溢れている。きょろきょろとあちこちを見ては嬉しそうな君。目移りしてしまうなぁ。そう言って笑う姿から、私は目を離せない。


  14. 仰げば空が望める、開放的なショップ街。雑貨から服飾まで様々な店が看板を上げるここは、クリスマス前ともなれば大勢の人が行き交うようになる。昔シャッター街だったとは思えない喧騒。時間に追われる人は店先のウインドゥだけを見て品定めをしているみたい。でも私は、友人や家族、そして最愛のきみに送るプレゼントはゆっくり見て回ろうと思っているの。……もう何日も通っているのにまだ決まらないのかって?余計なお世話。


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