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もじかき練習帳企画 第一回 情景描写編

企画概要

企画者の千晃と申します。普段、趣味で小説を書いています。
小説を書く中で、頭の中で書きたいシーンのイメージは沸いているのに、どう言葉で表していいかわからない! と思うことがしょっちゅうあります。

そこで、ふと、疑問に思いました。
他の方なら同じシーンをどう書くのだろう、と。
同じシーンでも違う表現の仕方があるはず。
自分なりに表現し、また他の方の表現の仕方も知ることで、表現の幅を広げていけるのではないかと「もじかき練習帳」企画を実施しました。

企画ではUnsplash様で見つけた、3枚の素敵な画像をお題に設定し、それぞれの参加者に文章で表現していただきました。短文でも、長文でも可としています。

この企画は、文章技法の優劣をつける企画ではなく、
「あ、こんな表現もありか」
「この視点は気づかなかった」
「なんとなくこの表現好きだな」
など、文章表現から視点を広げていただいたり、好きな表現に出会っていただく企画です。

「●●さんの文章だ」と先入観を持たずに読んでもらうために、あえて投稿者の名前は掲載しておりません。

この記事を読んでくださったかたが、1つでも多く、新たな表現や好みの表現と出会う機会となれば幸いです。

★投稿された文章は投稿者に許可を得て掲載しています。
無断転載はお控えください。

各お題の投稿作品発表ページはこちら

第一回 課題のテーマについて

今回の課題の3枚は「時間帯の異なる街の一角」をテーマにしています。
街といってもさまざまな街があります。異国情緒あふれる街、オフィス街、繁華街、住宅街……などなど。物語の中で街でのシーンを描くこともあるかと思いますが、登場する街をどう表現するかで、物語の世界観はグッと違ってきます。
また、街の同じ場所でも朝・昼・夕方でガラッと印象が変わることもあるでしょう。
今回は、時間と街の雰囲気に焦点を当て、3枚の画像を課題に設定しました。
(選んだ時のテーマはこれですが、もちろん時間と街以外の観点から表現された投稿作品も大歓迎です!)

第一回 コメント

第一回もじかき練習帳へのご投稿、誠にありがとうございました。
初めての企画にも関わらず、多くの方のご協力もあって20作を超える作品が集まりました。とても嬉しかったです。
同じ写真でもこれだけたくさんの個性溢れる表現が生まれるのだな、と改めて圧倒されています。

今回のお題の中で特に印象的だったのは、お題2です。題材は同じ写真ですが、明朝派/夕方派など、投稿者によって捉える時間帯が違っていました。
また人物を描写した投稿作品については、前述の時間設定によって今から「行く」のか「帰る」のか、行動の目的が別で設定されていたのが興味深かったです。

第二回投稿作品を募集します。

大体週明けの火曜か水曜くらいまで募集しています。
(ただし、20名超えてきたあたりで編集が追いつかなくなりそうなので、頃合いを見計らって締め切ります〜!)

お気軽に参加していただけると嬉しいです。よろしくお願いします。