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【2023秋 益子陶器市レポート】 さくっと2時間でうつわめぐりの旅

駐車場に空きがない!陶器市に行けないの?

ここ数年毎年訪れている、益子陶器市。
年々、来訪者数が増えているのは、
駐車場へ入る時間の長さから薄々感じていました。

そして、ついに…
我が家にしては早い8時半くらいの到着にもかかわらず、
メイン会場に近づくにつれ、ノロノロ運転に。

我が家定番の共販センター前の駐車場は、案の定満車。

ここまでは想定内なのですが、例年、駐車場の前で待機できたのです。
(朝一番にお目当ての作家さんのブースだけで帰る方もいるので)

今年は、地元の方のみ通り抜け可能ということで、
駐車場外で待つことができず…
とりあえず「道の駅 ましこ」へ行き、家族とプランを練り直すことに。

「道の駅 ましこ」でスケジュールの練り直し 

陶器市期間中は、一部の窯元のうつわを展示・販売

道の駅めぐりが好きな我が家ですが、ましこは初めての訪問。
陶器市期間のためか、企画展示やうつわの販売もありました。

また、観光案内の資料も充実。
おかげで、別プランを考えることができ、陶器市は午後に参戦することに。

濃厚チーズケーキを購入!ボリュームがあり美味

さらに、素晴らしいのが、スイーツが充実していること。
陶器市後にも立ち寄り、ホテルで食べる用のチーズケーキを購入しました。


SLの町「真岡」を散策 陶器市前に穴場の観光地をめぐる

「久保記念観光文化交流館」。1階は観光協会。

道の駅での情報収集をもとに、真岡(もうか)へ。

真岡というとSLの町というイメージしかありませんでしたが、意外に見どころが多いのにびっくり!

マンホールにもSLが!

美術評論家の久保貞次郎氏の住居跡を活用した、観光施設「久保記念観光文化交流館」、織物の製作風景を見学できる「真岡木綿会館」など、観光スポットが点在しています。

なかでも、呉服商・岡部家の別荘であった、岡部記念館「金鈴荘」は見ごたえあり! 
凝った造りの建物と広大な庭園は、京都や金沢を訪れたような感覚になりました。この建物を建てるために、当主自ら建築材料を集め、大工さんを東京で3年間修業させたそうです。

岡部記念館「金鈴荘」。縁側から庭を眺めるのもおすすめ!

町中には、古民家を利用したおしゃれな雑貨店やカフェもあり、ちょこっと観光するのにちょうどいい町でした。

古民家を改装した雑貨店。センスあるカフェなどを巡るのも楽しそう!

ランチ後に益子陶器市をリベンジ!


真岡で観光とランチを済ませ、再び益子へ向かいました。
通りはものすごい人出でしたが、無事駐車できました。

まず向かったのは、益子駅と反対側のエリア。

というのも、見どころの多い益子駅側に時間をかけたいため、体力のあるうちに離れたエリアをチェックします。

★私が訪れた場所が分かるように、公式マップを添付します。


KENMOKUテント 

顔ハメやっている人、いたのかな?


温かみのあるカラーのうつわが並ぶ、「牛窯」さんのブース。

カフェを併設したギャラリー内。
壁面には木と陶器を組み合わせた、素敵な花瓶が飾られていました。

必ずチェックする「space mita

小さな路地を下ると、センスあるショップが数店集まっています。

味のあるうつわの数々。お花のような豆皿にひかれます。

共販センター方面に引き返し、益子駅方面へ ~ 城内坂を下ります!

くりのようなキャラクターが可愛い!

私はリピーターなので、だいたい見るブースが決まっています。

記事にする事も考えつつ、撮影しながら好みのうつわを見て歩きます。
また、情報収集のため、気になった作家さんのショップカードなども入手していきます。


かまぐれの丘

パンダのうつわは「丸山陶房」さん。可愛すぎますね!

陶器市初日は、11月というのに夏日!

冷たい物を求めて、坂を上りかまぐれの丘方面へ。
ただ、考えることは皆同じ。アイス屋さんは長蛇の列で断念…

気になったブースを引き続き見て回り、
そのまま、坂を下って路地裏テントへ

路地裏テント

人気作家さんの出店も多いエリア。
飲食やドライフラワーのブースもあるので必ず立ち寄ります。

うつわ店とレストランを兼ねた「壺々炉(こころ)」さんの店外でようやく休憩。

このお店では、毎年カレーにおすすめなうつわを販売しています。益子以外にも美濃焼のうつわも充実していますよ。

ターコイズブルーが美しい!わかさま陶芸のうつわも販売


時間がなくても大丈夫 2時間でも十分堪能できました!


いつもは、端から端まで、くまなく会場をめぐる私たち。
今回は、急きょ、真岡観光をしたため、日暮れまでの2時間(カフェ休憩を入れると2時間半)で回ってきました。

メインストリートである、城内坂を往復し、道の両側を見るだけでも相当な店舗数。
初めての方なら、それだけで見応えありすぎかもしれません。

さらに、路地裏テントなど、路地に入った場所にある会場にも少し足を踏み入れたので、かなり堪能できました。

欲を言えば、「つかもと広場」や益子駅周辺などにも足を伸ばしたかったですが、それは次回のお楽しみに。

 益子は見どころが集中しているため、短時間でもさまざまなうつわに出会えます。

陶器市が初めての方は、今回紹介したコースを行くだけも十分楽しむことができます。

今回感じたのは、朝一を目指して行く方が多いので、午後から行く方が駐車場が見つけやすく回りやすいかも…ということ。

いずれにせよ、人気のイベントなので人が多すぎるのは、覚悟しておいて下さいね。

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