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たのしい結婚生活をおくるためのチェックリスト

こんにちは。Chia(きあ)と申します。
アラサーということもあり、最近自分の周りでも結婚する人、または結婚を考える方が増えてきたような気がします。また、そちら方面の相談を受けることも多くなってきました。
というわけでこんな記事を書き始めてみました。

私は2017年の12月に入籍して今まだ1年半ほどではあるのですが、割と楽しく仲良く結婚生活を過ごせています。
今回はそんな私が「これをしていたから今結婚生活がうまくいっている」と感じている結婚前に意識していたこと・しておいてよかったことを書いていこうかと思います。

まだ子供もおらず、大きな苦労をしてないというのもあるので、説得力に欠ける部分もあるかと思いますが、どなたかの参考になれば幸いです。

1.相手の話をちゃんと聞きましょう

お、いきなり当たり前すぎる話が出たと思いましたか?
そうなんです。当たり前なんです。なんですけど、この当たり前のことができてない人が多すぎるんです。

「自分は聞いてるぞ」って言う人も多いかと思います。
では「聞く」とはなんなのか。

個人的には下記のようなことだと考えます。

1.相手の話の内容を聞く
2.相槌だけではなく質問して話を掘り下げる
3.以前話した内容を話題に出したり、過去に得た情報をもとに行動に移す

正直1しかできてない人がほとんどだと思います。
よく言われてる話なので知ってる方も多いと思いますが、人って質問されると「自分に興味を持ってくれてる」って嬉しくなるんです。
さらに何気になく話した内容を覚えててもらえたなら、もう嬉しすぎて男女問わず簡単に落ちます。(少なくとも私は落ちます)

ちょっと大袈裟に話しましたが、これ本当に大事なんです。
結婚相手の前に「恋人欲しい」って言ってる人の多くはまず「相手の話を聞く = 相手に関心を持つ」ができずに相手と距離詰められないのかな、と。

そして実際に付き合い、結婚してからも最も重要であり、双方が意識し続けなくてはいけないことです。
結婚生活が怪しくなっている方は大抵この部分が原因なことが多いです。
不満や改善してほしいことを相手に伝えても全く改善されないとかコレですね。(1だけやってて3をやらない)

付き合ってる当時はできていたのに結婚してから蔑ろにされていった…という場合はアレですが、付き合ってる時点でこれを重視しない相手なら正直早めに別れてもいいんじゃないかな、と思います。

2.恋人とは最高の親友でいましょう

結婚するならこの先数十年…今の時代50年くらいは共に過ごすわけです。
「どの友人よりもこの人と話したり遊んだりするのが一番楽しい」と感じられ、何でも打ち明けられる関係がやっぱり良いです。
2人きりで朝まで飲んでも話題尽きないとか最高ですよね。(よく朝まで飲んでました)
こういう関係だからか、家事とかも雑談入れて笑いながらやれてます。

ちなみに趣味は完全一致しなくても、お互いの趣味を尊重できてればいいと思います。主人はバスケが好きですが私は全然できませんし。
相手の話とか聞いて楽しめてれば何も問題はないと思います。
(上で挙げた話を聞くとも重複しますが)

3.同棲は何が何でもしましょう

今回の記事で一番声を大にして言いたいポイントです。
結婚を少しでも考えているなら何が何でも同棲してください。

「同棲ちゃんとしようとするとお金かかるし〜」
「結婚してからなんとかしていけばいいか〜」
ってやらなかった方はなんとかなってないことが多いです。

ちなみに片方がもう片方の家に週数日通うという半同棲スタイルを取ってる方が「もう同棲してるようなもんだから〜」って言うことあるんですけど、「半同棲」と「同棲」は全く別物です。いいから四の五の言わずやれ。

同棲して一緒に生活するということは以下のようなことが発生します。

・家賃や水道光熱費、食費など生活に必要なお金を負担する
・週7日顔を合わせて同じ空間で過ごす
・生活に必要なタスク(家事等)をこなす

一見これだけと思うかもしれません。
ですが、血が繋がっていて、同じ環境で長い時間ともに過ごしている家族ですらこれらで揉めることがあります。
それをこれまで全く異なる環境で過ごしてきた人間同士が一発でうまくやっていけるわけなんてないんです。
「同じ人間なんだから〜」って思うかもしれませんが、異なる環境で育った人間はもはや異星人だと思った方が良いくらいです。

これまで外でデートの時しか会ってこなかったかもしれませんが、家でのみ見える癖、生活リズム、料理の味付けの好み、洗濯物の干し方、寝相…と一緒に生活して初めて見えてくるものがたくさんあります。
なので同棲して、そういった互いの環境や価値観の溝を埋め、家計・家事の負担のバランスをどのように取るかということを結婚する前にしておくのが良いのです。

ちなみにこの考えに関しては主人とも付き合う前から一致していました。
お互い結婚を意識する年齢だったからというのもありますが、付き合うことになったその日に

「結婚を考えてるので、同棲は絶対しよう。それでもしダメだった時はドンマイってことで(笑)」

と会話したのを覚えています。

この話をすると結構ドライだと驚かれるのですが、
お互いに過去の恋愛経験から、どんなに話が合って仲良くても生活が成り立たなければ意味がなく、またそういうことが起き得るというのを理解していたからです。

でも逆にそういう風に、「うまくいかない可能性があるけどうまくいかせたいんだ」という気持ちが互いにあったからこそ同棲生活で歩み寄りができたのだとも思います。

なのでとにかく結婚したいならまず同棲はしましょう。

4.成果・負担を共有しましょう

これは同棲してからの話なのですが、特に家事など何か自分がやったことがあったら積極的に「今日はこれやったよ!」と自分から言うようにします。
恩着せがましくない?って思うかもしれませんが、そのくらいでもいいと思います。

結婚して揉める原因として

「相手が家事に協力してくれない」
「相手が自分の苦労・負担を理解してくれない」

という声をよく聞くのですが、もちろん理解しようとしない相手も悪いですが、まず自分のやってることを相手にきちんと共有できていないというのもあるように思います。
どんなタスクを持っているのか、それをこなすのにどれだけコスト(時間・お金)がかかっているのか、というのがちゃんと相手に伝えられてなく、黙って我慢して、不満を溜め続けて爆発させる…っていうのが、よく見かけるパターンのように思います。

周囲から見えないタスクは「無い」と思われても仕方ないです。
人の心や見えない範囲の物事を「察してくれ」というのも無理があります。

要はお互いの負担を可視化しようということなので
たとえばタスク管理のTrelloとかエンジニアでしたらSlackとか使うのも良いと思います。あとお金も家計簿アプリ等を使ってどちらがどれだけ出してるかとかわかると良いですね。

我が家は主人がそういったツールを面倒臭がるので口頭になってますが

「今日これやっておいたからね!かわりに明日これやっといてね」
「OK、ありがとうー」

という感じで負担のバランスを取るようにしています。

互いに何のタスクを持っているのか、状況はどうなのか、ちゃんと共有して話し合う時間を持つようにしましょう。

5.「ありがとう」 「ごめんなさい」はちゃんと言いましょう

幼稚園児でもわかることなんですけどね。
大人になるとこれができない人が結構いるんです。

特に喧嘩をした時に「ごめんなさい」を言える人が少ないです。
私の両親はよく喧嘩をしていたのですが、父が悪いケースでも父が謝ってるところはあまり見たことがなく、もやもやした気持ちで見ていました。

一度強く出てしまったらもう退けないみたいなプライドが人にはあるのかもしれませんが正直そんなプライド、クソほどの価値も無いんでトイレにでも流してきてください。

という私も割と感情優先で(特に生理前など調子が悪い時は)色々当たってしまうこととかあるのですが、なるべく早めに謝るようにしています…。
喧嘩は1日以上持ち越さず、頭が冷静になったときに「こういうところが不満だった」って話し合うようにします。

「ありがとう」は成果・負担の共有のところにも繋がりますが、
すべてのしてくれたことを当たり前だと思わず、家事は2人のものだという認識を持って生活していれば自然と出てくる言葉だと思います。

ちなみに他にも

「ただいま」「おかえり」
「いってきます」「いってらっしゃい」
「いただきます」「ごちそうさま」

などは言うように意識しています。
こういう声掛けしっかりしていると、自然と会話が生まれやすくなります。

6.うまくいけるなって思ったら結婚しちゃいましょう

ここまで触れた話以外にもいろんな要素はありますが、ある程度一緒に過ごしてうまく生活できてる実感が湧いたら思い切って結婚しちゃいましょう。
(といってもプロポーズしていただいた側なんですが)

我が家の場合は2017年の5月に同棲を始めて同年11月に結婚を決めました。
半年あれば上で述べていたようなことも色々掴めてきます。

逆にダラダラ同棲を続けてしまうと、結婚しても今の生活と何が変わるの?という気持ちが出てきて踏み切るタイミングを逃すという話も聞きます。
(今も同棲時と同じ家に住んでるのでその気持ちもなんとなくわかります)

ですのでここまで来れたのなら、そこから先は信じて進んでみるのが良いかと思います。

色々と書いてしまいましたが、結局のところ
お互いどれだけ向き合って、どれだけ歩み寄れるかだと思います。

一人の努力だけじゃ成り立たないことだということを忘れなければ
その生活へのありがたみも意識し続けられると思います。

この記事が誰かの良きパートナー探しや結婚生活に役立てば幸いです。


そしてこれを書ききったタイミングで弟から「彼女できた」報告を戴いたので、このnoteは弟に捧げることにします(笑)

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