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デジタルデトックス

小学生の娘2人がYouTubeを見るようになってしまった。こんな時代、いつかは見るようになるだろうし、ちゃんとコントロールできれば悪いことばかりでもないと思っている。今は時間を決めて、与えている。

ただ2人なので、一つの機器だとどうしてもケンカになってしまう。ということで、現状は以前使っていたiPhoneを妹に、今の私のスマホを姉の方に使わせているのだが、この状況だと当然私が使えない。

使わせているのはそんな長い時間じゃないのだけど、いかんせんひまつぶしができない。ちょっとしたゲームやSNSのチェック、ネットショッピング、映画鑑賞や音楽、ラジオまでこの一台で担っているのだ。今の私の娯楽のほとんど全てがつまっている。

スマホがない時代はどうやって時間をつぶしていたんだろう。もはや忘れてしまっている。そんなに依存していないつもりでも、結構犯されているんだなぁ、わたし。

この強制的なデジタルデトックスは、意外と良い効果ももたらしている。夜ごはん食べた後のいままでダラダラしていた時間、スマホが使えないとなると、自然と家事をしている。夕食の片付けをさっさと終わらせるせいか、夜の時間に少しだけ余裕ができたような気がする。

ケガの功名ってやつ?

ともかく、デジタルから少し距離を取ることはよい面もあるということを改めて実感。手帳や雑誌は未だに紙媒体が好きで手帳を広げて考えてを巡らすといいアイデアが浮かんだり、書き留めることで気持ちがすっきりする。雑誌もお気に入りの飲み物をお供にペラペラめくるのが、なんだかとてもリラックスする。

忘れていたスマホを持たない時代の時間の過ごし方を少し思い出した。デジタルの便利さは捨てがたいが、アナログも悪くない。

缶チューハイ片手に久々の文庫本、これまた悪くない。



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