ユーミンの曲のようなコラムを書きたい
こうして趣味で文章など綴っているわけだから、やはり子どもの頃の夢は小説家か雑誌のライターになることだった。でもそれを人には言えなかった。こそこそお気に入りのノートに文章を書いて引き出しの奥にしまっておくような子どもだった。それは自分だけの秘密だった。
あのノート達は結局どうしたのだろう。実家の私の名前を書いたダンボールにもしかしたら眠っているかもしれない。もし今死ぬとしたら、処分しておきたいものナンバーワンかもしれない。もし死んだ後、私以外の誰かに読まれたら死んでも死にきれ