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苔寺で写経

京都で小旅行してきた。
今日紹介したいのは、予約制でほんとに少人数しか人がいないお寺。

見渡す限りの緑。
お庭のほぼ全域が苔で覆われている、"苔寺"こと西芳寺。
なんと、そこには120種類の苔が繁茂しているとのこと。
「顔を近づけて見ると形が違うものがあるし、実は30種類くらいあるのかな」ぐらいに思ってたので衝撃だった。

写経

着いたらまず本堂で写経をし、その後お庭を散策するようになっている。写経は一年前の6月瑠璃光院でやった時と、遠い昔修学旅行でやった時くらい。
だからちゃんとした写経がどういうものか正直知らないんだが、それでも今回静かな環境で少ない人数で、ちゃんと筆ペンまでもらって写経できたことがすごく印象に残っている。お寺に入ったときにもらったパンフレットがとっても素敵だったので残しておこう!

~今日この日を楽しむ~
邂逅。当院の姿は日々刻々と移り変わります。本日ご覧いただいている姿と同じ姿になることはこの先二度とないでしょう。そしてそれは、今日と別の日を比べて良し悪しを決められるものではない、ということでもあります。
今日当院にお参りいただいたのも何かのご縁です。ありのままの「今」との出会いを全身でお楽しみください。

パンフレット「西芳寺のひととき」

たとえば、晴れていて気持ちのいい日なら「めちゃくちゃ良かった」って思いやすいじゃないですか。雨だったら、苔が色鮮やかになるからキレイだろうなって思うけど、足元が悪いからやっぱりちょっとなという気持ちが残る。くもりだったらもう、テンションが下がってしまう。
そんな、天気に気分を左右されやすい私たちはハッとする内容じゃないですか?
どんよりした日であっても、その空気や草木の匂い、池の水面に映る空模様、鳴いている虫や鳥、同じものに出会うことは二度とない。そしてそれは、晴れて清々しい天気の日でも同じ。
そう思ったらどんな日でも大事に思えてくる。気がする。(曇天での写真は良さを伝えるのが私的には一番難しいからそれはこれから。)

鴨ちゃんがこちらに向かってきた

お庭は何か所か散策しているので、また書こう!
おやすみなさい。

#京都 #お庭 #フォトエッセイ #クリエイターフェス #もふもふ #苔寺


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