私たちの内側を発信する季刊誌「CHEESE PAPER」

最近、CHEESE STANDの店舗にお越しくださった方にお渡ししたり、オンラインなどでチーズをご注文いただいた方に同封しているため、既にお読みいただいてい方もいらっしゃるかもしれません。

CHEESE STANDでは、2019年末からCHEESE STANDの"内側"を発信する季刊誌「CHEESE PAPER（チーズペーパー）」を発行しています。

第一号の表紙

「CHEESE PAPER」は、CHEESE STANDを応援してくれる方々に、会社のヴィションやブランド・商品に込めた思いを伝えることで、 CHEESE STANDをもっと好きになっていただきたいと思い創刊しました。

創刊半年くらい前、代表の藤川真至に「マガジンを作ろうと思っているんだけど、どう思う？」と相談を受けました。その時に、クラフトチョコレートブランド「Minimal」やオーガニックコットンブランド「イケウチオーガニック」など、様々なブランドのタブロイドやリーフレットを参考にさせてもらいながら会話をしたのがスタートでした。

私自身、仕事柄過去訪れた場所の制作物は常に気にして見るようにしています。藤川が持ってきた資料は、私もいくつかベンチマークしていたものでした。

いくらネットの時代であっても、紙媒体は、実際に手に取った時の素材感やモノとして見える色合いなど、画面上では伝わらない魅力があると思っています。

作る労力などを考えると、即時性や拡散性のあるWEBを活用した方が非常に効率的でコスパも良いかもしれません。ですが、5月のnoteにも書いている「ファンベース」を大切にするブランドとしてCHEESE STANDを愛してくれる方々と一緒にブランドを育てていくためには「CHEESE PAPER」はぴったりなツールだと思いました。

改めて気づいた「丁寧に発信する」こと

そんなことから制作がスタートした「CHEESE PAPER」は、WEB公開はしておらず、ご来店いただいた方への手渡しか、オンラインショップで商品をご購入いただいた方へ同封しているのみ。

第一号は、CHEESE STANDのコンセプトやチーズ作りにかける想いなどを知っていただくために、代表 藤川のインタビューやチーズについて紹介しました。また第二号では、東京・清瀬にある牧場まで足を運び、チーズの原材料である牛乳を作る生産者さんの想いを紹介しました！

ちなみに今は、第三号を絶賛制作中！9月上旬にはお店にも並ぶ予定です。社内の"あんな人"や"こんな人"も登場する予定なので、ぜひ皆さん手に取ってみてください！

（noteをご覧の皆さんにだけ、次号の表紙をこっそりチラ見せ。出来上がった冊子を開くとこのデザインの意味がわかってくのでお楽しみに！）

「CHEESE PAPER」は、どれほど受け入れられるものなのかもわからない中、チャレンジングな取り組みではありましたが、実際に発行してみると「こんなものまで作っているのね！」とクオリティの高さに驚いてくださる方もいれば、SNSでチーズと一緒に撮影して投稿してくださる方もいたり、次の号を楽しみに待ってくださる常連さんもいたり、「CHEESE PAPER」を軸にした新たなコミュニケーションが生まれていることを実感しています。

一番驚いたのが、常連さん含め、お客様が「CHEESE PAPER」を通じてCHEESE STANDについて初めて知る情報があまりにも多いということです。

CHEESE STANDの店内に工房が併設され、その場でチーズを作っていることであったり、少しでもフレッシュなチーズをお届けするために使用している「東京産」の牛乳を使っていることなど、「CHEESE PAPER」を発行するようになって、「そうだったのね！」「知らなかった！」というお客様の声をとても多くいただくようになりました。

このような声をいただくようになって、改めて「丁寧に発信していくこと」の大切さに気づかされました。この貴重な気づきを大切にし、今後は、それぞれの号のフィードバックや反応を積極的にお客様にヒアリングしながらより皆さんにCHEESE STANDのことを知っていただける「CHEESE PAPER」作りを目指していきたいです。

これにより、少しでもCHEESE STANDのファンが増えていったら嬉しいです。

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CHEESE STAND 広報 M（中の人）
趣味が高じて飲食業界に足を踏み入れ、2018年からCHEESE STANDの広報を務める。SNSの運用はじめ社内外のコミュニケーション全般を担当。日々、飲食店を巡り、美味しいご飯をつまみにお酒を嗜む。

edited by Ichiro Erokumae