休職中の2年目会社員がメンタルと身体の健康のためにしていること5つ
働いている時から、休職至った現在まで、心身ともに健康に生きていくことは、どうしてこんなに難しいのだろうと日々思っている。そこで、自分なりに「これをやったらけっこうましになる」と思っていることををまとめた。(アフィリエイトリンクを含みます)
基本情報
23歳女。IT系会社員2年目、適応障害によって休職数ヶ月目。
運動は苦手。疲れすい体質と落ち込みやすく些細なことをストレスに感じやすい特性がある。
①タイピング練習
いきなり何かとお思いになる方も多いかと思う。
しかし、休職中のメンタルを蝕むのが「何をしたらいいのか決まっていない時間」が無数にあることだ。そんな状況にぴったりなのが、タイピング練習だ。デスクワーカーにとっては、タイピングが早いに越したことはないし、集中して手を動かす作業は気を紛らわすのにちょうど良い。何より真面目に取り組んでいるとある程度速度が向上していることが、目に見えた数字で現れてくるので、自己効力感を少し底上げしてくれる。
私は以下のサイトを利用している。有名なタイピング練習ソフトとして寿司打もあるが、マイナビが提供しているこちらは1分刻みで最大5分間タイピングができることと、制限時間内で何分文字が打てたかをカウントするシンプルな設計のため、どれだけ数値が伸びたかがわかりやすい。
②筋トレ
私は運動が大の苦手だ。中学時代は体力測定で学年ワースト2となったことがある。ストレートネック、反り腰、巻き方の3点セットが見栄えを悪くしているし、肩こりが深刻になり始めた。肩こりは、頭痛にもつながる。まだ私自身はないものの、母も祖母も腰痛持ちであるから、その脅威もある。運動不足があらゆる不調につながっていることが、身をもって理解できるようになってきた。
そこで、筋トレに取り組んでいる。YouTubeにある、なかやまきんに君のチャンネルの、「世界一楽な筋トレ」がちょうどいい。10分間で特別な道具は何も要らず、私のような運動不足な人向けに設定されているから、無理なく続けられる。これをさぼっていると、肩こりがひどくなる実感があるのでかなり効いているのだろう。
③青汁
私の敬愛している、絶対に終電を逃さない女さんのnoteで紹介されていて、朝にパン、インスタント味噌汁に追加して飲んでみることにした。「青汁=まずい」という固定観念のため飲んだことがなかったが、牛乳に割って飲んでみると抹茶ラテのような味になって普通に美味しい。
まだ飲み始めたばかりなので効果の程はわからないが、単純に野菜の摂取量が増えているので肌荒れが抑えられるような気がする。
また「青汁=健康」のイメージもあるので朝から自分をケアしている雰囲気がでるのも良い点だと思う。
④長谷川あかりさんのレシピを作って食べる
料理研究家・長谷川あかりさんのレシピはTwitter(X)でもよくバズっていて見たことがある方も多いと思う。少ない食材で、野菜も取れて、おしゃれな味のする料理が簡単に作れるため、重宝している。(なお、長谷川さんは元テレビ戦士で、私が見ていた時代に直撃している。)
最近、彼女の本が好きすぎて初めて料理本を買った。Twitter(X)にはないレシピもあるし、書籍だと写真が大きくて作るモチベーションが上がる。
⑤短歌
雑誌BRUTSで短歌に関する特集が組まれるなど、短歌が流行っていることは知っていたが、自分で取り組んだことはなかった。
しかし、何気なく書店で手に取った木下龍也著『天才による凡人のための短歌教室』が面白く、短歌を作ってみたくなった。
本書では
など、短歌を作るためのテクニックから創作を続けていくための心の持ちよう、短歌をどのように続けていき、マネタイズするかが一冊に凝縮されていて読み物としておもしろい。装丁も箔押しがきれいで持っていて嬉しい気持ちになる。
私は人と話して物事をすすめることを苦手としているため、1人でも・どこでもできる仕事として「小説家になれないかな〜」と思い続けてきた。しかし、小説を書いたことは一度もない。同じような人は多いのではないだろうか。短歌は五・七・五・七・七という非常に短い創作物のため、とにかく始めやすい。そして、言葉がかっちりとハマった瞬間の気持ち良さや、溜まってきた自作の歌を見返す瞬間の感慨は癖になる。
おわりに
心身の健康のために大切なことは睡眠などの基本的な休養をベースに(ありがたいことに私は不眠に悩んだことがないので睡眠については割愛した)、適度に活動をすることなのだと感じる。まずは休み、その上で暇すぎて嫌なことを考えないように、少しでもできること、手応えを感じることやっていきたい。