通信制大学生が、作業所を利用したい話【精神・発達障害】

こんにちは。

発達障害(ASD、ADHD)、精神疾患(不安障害、抑うつ)のある
通信制高校卒業生 の 放送大学生 チーズフォンデュと申します。

私は高校生の時、週1〜2回 短時間のアルバイトをしていました。

行くまでが辛い時などはたくさんありましたが、"働く" というのが本当に楽しくて…私には労働が合っているのだと思います。


でも、アルバイトをしているうちに精神症状が悪化してきてしまい、辞めざるを得なくなりました。


それ以降、もう一般就労はかなり厳しいと思い、福祉的就労(いわゆる作業所で支援を受けながら働くこと)しかないかも…と考えていました。


私は高校大学と通学を一切しておらず、現在家から出るのは通院、彼との外出がほとんどを占めます。

通院は2〜3週間に一回、彼との外出は不定期ですが平均して週1あるかないか程度。


少し前までは教習所に通っていましたが、卒業しそれもなくなってしまいましたので…

そう、家から出る頻度が低すぎるのです。



私自身の気持ちとしては、引きこもっていれば精神的消耗が少なく気が楽なのですが

とにかく体力の低下が酷く、そのせいで出来ないことが多いことが悩みなのと、今の働きたい意欲を無駄にしたくないです。


実家暮らしでまだ生活がかかっているわけではないので、お金を稼ぐというのは重視していませんが…

少額でもいただけた方が働いてる感覚を得られますし、わかりやすく結果として出るのでモチベーションに繋がるかなと感じます。


ネットで調べて学生は就労継続支援の受け入れ不可だと知り、じゃあ無理かなぁ…と諦めていたのですが

それ以上に、自力では体力を通学していた中学時代レベルまで戻せないことを問題に感じ、

"大学を辞めることも視野に入れてでも、どこかに通うべき" と結論づけました。


役所で手続きのついでに『学生だけど、どうしてもB型を利用したい』と相談してみたところ、

やはり『就労継続支援は通信制だろうが大学生は受け入れ不可』との回答でしたが、

大学生でも通える似たような福祉施設があると教えていただきました。



また、放送大学には「科目履修生」「選科履修生」という、いくら単位を取得しても学位取得ができない学生種があります。


端折って簡単にいうと「聴講生」で、学生というより趣味に近く

こちらならケースワーカーさん的に学生ではないと判断し、B型を利用しても良いのではないかとのことでした。



ダメ元でも言ってみるものですね!!

相談の重要性を身をもって感じました。


候補として挙げてもらった日中活動の場は

・就労継続支援B型
・就労継続支援A型
・地域活動支援センター
・生活訓練
・精神科デイケア


でした。



私は働きたいので、生活訓練や精神科デイケアは少し趣旨が違い、
就労継続支援A型は体力的に困難かなと思うのですが

大学生や他で働きながらでも利用可能だという "地域活動支援センター" は少し気になっており、B型と併せて見学の申し込みをしています。


地域活動支援センターは事業所により内容が幅広いのですが、

私が見学を申し込んだ地域活動支援センターは、作業としてものづくりができるところで、

ケースワーカーさんは『縛りや雰囲気が緩いB型のような作業所』とおっしゃっていました。


余談なのですが…就労経験がないと、就労移行支援に通ってアセスメントを行い、

一般企業での就労が困難な障害の程度だと判断しなければならないそうです。


しかし私はアルバイト経験があり、"障害が理由で" 辞めているので「就労経験があり、一般企業での就労が困難」と既に判断できるそうで

学生問題さえ解決していれば、すぐに手続きを始めB型を利用できるそうです。


見学を申し込んだ地域活動支援センターの作業内容が、ネットで見た限り個人的にはそこまで魅力を感じられず…

作業内容の幅広いB型を選ぶ可能性が高くはありますが、百聞は一見にしかずなので、最終的な決定は見学後にします。


しっかり吟味できるよう、焦らずに決めようと思います。


ご拝読ありがとうございました。


「卒業した通信制高校のコース紹介」を、在学中に在校生目線で書いています。


通信制高校は、名前に反し通学の必要があることがほとんどですが…
こちらは非通学型を極めたコースになっています。

気になった方は是非!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?