真面目をステータスにしてはいけない
こんにちは。こんばんは。
ちょっと空きましたが、お元気でしょうか?
いつも見に来てくださる方は、ありがとうございます。
今日は、久しぶりにHSPが抱える悩みと、私自身の経験談からの気づきについて少し書きたいと思う。
今までも何度か投稿で書いてきている通り、私は学生の頃にうつを経験している。
そして、特に薬も使わずに、長い時の流れに任せて自然治癒させた。
本当に本当に、自分のなかで"回復したな"、"やっと元気になったな"と感じるまでに、約5~6年程の年月を要してしまった。
いや、一番最初に心に不調をきたしてしまった時からだと、もうちょっと長いかな。
さて、そんな私が、調子がまだ回復しきらないままなんとか社会人になった。
もちろん、メンタルが安定していない人が社会人になるなんて、就職するなんて、本当はあっちゃいけないのは分かっていた。けど、待ったはもうできないし、どんなに辛くてもしんどくても、進むしかなかった。
私は私で、本当のことなんて言えなかった。
そんな私が、社会人1年目か2年目くらいの頃だっただろうか。
毎日自分のメンタルと身体を守りながら、なんとか必死で仕事をして。
その中で、"どんなに辛くても、せめて見た目だけでも真面目に仕事をしなければ"という想いが強くあった。
経験が浅いのだから、仕事の生産性が低くても構わない。効率よく仕事ができなくたっていい。
とりあえず、とにかく一生懸命、真面目にやるだけやろう。
真面目に頑張ってれば、とりあえずなんとかなる。
そう思いながら、毎日なんとか必死で仕事に食らいついていた。
そうすることが、私にとっての精一杯だった。
・・・ただ、ある時ふと気づいた。
周りを見回せば、みんな同様にちゃんと働いている。
内心は、めんどくさいとか、仕事ダルいとか、仕事したくないとか、仕事辞めたいとか、サボりたいとか、早く帰りたいとか、、、どちらかというとあまりプラスとはいえない感情を抱いていたとしても、皆さん見た目は、一応普通に真面目に働いている。(ように見える)
会話をしてみると、口では
"仕事なんてダルいし、全然真面目になんか働いてないっすよ"
"とりあえず目の前にあるもの捌いてるだけですよ"
みたいな感じの答えが返ってくることもあるけれど。
それに、外国人の方からすると、日本人は働きすぎ、真面目すぎとよく言われるって、随分前に何度か聞いたことがあるけれど。
たしかに、どんなに必死で"真面目に"働いていようが、見た目、つまり仕事における態度というのは、周りとさほど変わらないのだ。
それは、元々の性格としての"真面目"とはまた違うものだと私は考えている。
つまり、"真面目"をステータスにしたところで、その"真面目"がなくなってしまえば、もうその瞬間から、自分にとってのステータスと呼べるものが、何もなくなってしまうからだ。
"真面目"とは、たしかに仕事のやり方や質にも表れる部分ではあるけれど、あくまで仕事における態度だと捉えるべきなのだと気づいた。
早い時期に、自分でそれに気付けてよかった、と思っている。
それに気付いてから、多分だいぶあとに出逢ったココヨワチャンネルでも、結構前に"真面目をステータスにしてはいけない"ということについて、お話して下さっている動画がある。
この動画を視聴した時は、"あ、やっぱり、私の考えも気付きも間違っていなかったな"と安心感を抱いたのを覚えている。
ステータスにするべきものは、パッと見て明らかに分かるものだ。つまり、資格やスキルなどでしか、証明できないのだ。
だから、自分の能力アップのために勉強して、資格を取って、自身のスキルの証明とするんだな、と。(とか言いつつ、私はものすごく勉強が嫌いなようだけど・・・)
"そのままでいて、十分真面目だから、なんも問題ないよ"
でも、皮肉なことに、普段真面目にやってる人がサボってたりすると、悪目立ちしちゃうんだよなぁ~。
ほんとにこれ、痛いよなぁと思う。
でも、私なんかは、普段から肩に力が入りすぎてるタイプだから、本当はもうちょっとほどほどに、生きていきたい。
未だにそれが、苦手なんだよなぁ(苦笑)
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