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喘息のお子様に。雨の日の頭痛に悩まれている方に。

台風の接近に伴い、イベントも中止。

予報通り一日中雨の土曜日です。

空気が冷たくなるこの季節、いつの季節も多い雨の日の頭痛対策に加えて、お子さまの喘息対策のお問合せが増えます。

このふたつ、実は対策がとても似ています。

台風で調子が悪くなるところも一緒。
まさに今、調子悪くなっている人も多いのではないでしょうか。

両方自律神経のしわざ。

気圧がさがると、自律神経はからだをリラックスさせる副交感神経が優位になります。つまり夜、眠るときのモード。
今は活発に動くときじゃない、休んでなさーいという体からの指令なんですね。
体を休めているので心臓の鼓動はゆっくりで、胃腸など消化管運動は活発になります。

この時、気管支は収縮します。

なので、呼吸がしにくく、発作につながる。

喘息発作が夜中に多いのもこのためです。

そもそも自律神経の役目のひとつが、外部環境の変化に体を適応させること。
なので、じわじわゆっくりリラックスモードに切り替えれば問題はないのですが「急な変化」が悪影響をおよぼすと言われています。

つまり普段交感神経優位に傾きがちな人の方が、低気圧の時調子悪くなりやすい。

・まじめなひと
・日々緊張にさらされているひと
・ストレスに弱いひと
・神経質なひと

子どもも一緒です。

交感神経優位に傾きがちの体は隙あらば、一気に副交感神経に引き戻そうとします。それがからだの働き。

そのチャンスが今日のような台風だったりします。

一気に副交感神経優位になってしまう。

体はだるく
気道は狭く
偏頭痛も出たりして。

つらいです。

わたしもそのタイプだったのでよくわかります。

そんな時の対応方法は
一気に優位になってしまった副交感神経を交感神経寄りに引き戻してあげること。

私が選ぶ精油は
ローズマリー
ペパーミント
レモン

しゃっきりさせる系の香りです。

以前、頭痛は頭痛でも人によってはラベンダーが効かないというブログを書きましたが、このタイプです。

冷たい水で顔を洗ったり、からだを目覚めさせることも有効です。

その前に大切なのは
急な変化を与えないために

普段の交感神経優位になりがちなからだを、日々ゆるっとゆるめてあげておくことです。

ストレスをためない。
がんばりすぎない。

ゆるめる香りは、もちろんひとりひとりのポジティブアロマ。
好きな香り、落ち着く香り、見つけておいてくださいね。
きっと助けになってくれます。

喘息のお子様に。
雨の日の頭痛に悩まれている方に。

西宮発 ポジティブアロマ・チアーズ!
松本真規子

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