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【2023冬・中国編】重慶(チョンチン)へ!

12月頭に重慶を訪れました。

重慶は中国西南部に位置する商工業都市で、4つの直轄市(北京、上海、天津、重慶)の中で最大の面積を誇ります。
なかなかここまで足を運ぶ方はいないかもしれませんが、予想以上に楽しい観光地でしたので見どころをこちらにシェアします。

■重慶ってどんなところ?
山々に囲まれた高低差の激しい地形に広がる街(山城)で、独特な地形が織りなす景観から小香港と言われていたこともあったそう。火鍋の発祥地としても有名です。
上海からは飛行機で2時間20分程度。位置関係は下記を参照ください。

こちらが重慶の街です ↓

坂道が非常に多く山肌に沿って超高層ビルがひしめき合い、その間を縫うようにモノレールが走っているという、なんとも無秩序な雰囲気の街でした。

複雑な都市構造から「8D(8次元)魔幻(マジック)都市」などと呼ばれ、若者に大人気の活気ある観光地です。

もちろん、夜景はいわずもがな!期待を裏切らない派手さで魅了されました。

とにかく昼夜問わず、「エネルギッシュ」「パワフル」といった言葉が似合う街でした。
言葉では形容し難い街の魅力を写真でふりかえりたいと思います。

■重慶観光(2泊3日 金夜上海出発→土、日


<1日目>

■重慶磁器口

まずは市中心部から少し郊外にある重慶老街「磁器口」へ。長江支流の嘉陵江に面する港町で、土産屋や磁器屋、小吃店などが立ち並んでおり、散策を楽しみました。

街中はモノレールで移動(車内から)
観光地へ降り立つと辺り一面がマーラー!モワッと火鍋の匂い!
古き良き時代の町並みの面影
何やら騒がしい…

◆秦云老太婆摊摊面(グルメ:重慶小面)

ランチは重慶名物料理の重慶小面を楽しみました。

小面
重慶名物「抄手」(チャオショウ)=ワンタンです!
地元の人であふれていたお店
店内

小面だったのでお腹が満たされず、その後さらに小吃を楽しみました。

■李子垻駅(重慶軌道交通2号線の高架式駅)

重慶ならではの高架式駅。モノレールが重慶市渝中区にあるマンションビル6階と7階部分をくぐり抜けるのです。

絶好の撮影スポット!

■長江索道(長江ロープウェイ)

重慶は長江の中洲に発展した都市のためロープウェイが市民の交通手段のひとつとなっているですが、このロープウェイが観光客の一大アトラクションと化していました。
チケットを取得してから乗車できるまで1時間半ほど待ちました!乗車する時間はわずか5分くらいなのだけど…(乗らなくてもいいかも)

ロープウェイから眺めた街の景色(車内)
高層ビル群、長江などの景色を楽しめます

◆两江宴火锅荟(グルメ:重慶火鍋)

本場の重慶火鍋にチャレンジしました。具材も定番のモノ(内臓)にトライ。※重慶火鍋は新鮮な内臓を麻辣味で煮て食べてこそみたい

ほんのちょっと白いスープがある鴛鴦鍋(おしどりなべ)

牛の胃袋(センマイ)やアヒルの腸、アヒルの血(毛血旺)など

小さなナマズ(黃辣丁)生きていた!
アヒルの血(毛血旺)

内臓はどれもコリコリしていて癖のない味でした。アヒルの血もぷるっとした食感で固めの絹ごし豆腐みたい?センマイは8回ほどしゃぶしゃぶすると激ウマらしいのですが、勇気が出ず鍋の中でぐつぐつやってしまいました。計6尾のナマズたちもぐつぐつやって箸でつかめぬほど形がなくなってしまった(でも味はあっさりで◎)。
…ということでほぼ全ての具材が煮えたぎったマーラーでかき消され、正直味はわかりませんでした。

「火鍋」といってもひとくくりにはできないほど、さまざまな種類、味があるし奥が深いな~といろいろ興味深く思いました。
重慶を訪れたらぜひ本場の重慶料理を味わってみてください。おすすめです。ちなみにお店は大众点评で高評価のお店です。

►两江宴火锅荟
中国 2, Jiangbei, Beibiner Rd, 2号CN 重庆市 邮政编码: 400025

■洪崖洞

崖を利用した建てられた、高低差が大きい特徴的な建物(南は11階で、北側は1階)。夜間はライトアップされ、多くの観光客が訪れます。

■ライトアップ

<2日目>

■山城歩道

坂の多い重慶を楽しむことができる遊歩道。階段が多く、周辺にはリノベされたおしゃれなショップなどが立ち並んでいました。

映えスポットも!

ランチは、またまた麺を食べました。メニューには重慶担担麵と書いてありましたが、重慶小麺との違いが判らなかった。

重慶担担麵
解放碑歩行街

重慶は、人・人・人、クラクションに飛び交う怒号と埃。目がチカチカするライトアップとマーラーの匂い。いやおうなしに五感が刺激される活気のある街でした。

帰りの飛行機は、偏西風の影響で追い風になり飛行時間も短く快適でした!

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