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昇進うつにあがらう(その2)

そもそも自分は、なぜ管理職になるかと言うと、上から押し付けられたんだと思えば、不平不満だけが出てくるから、これはあまり良い考えでは無いよね。

それよりは、自分の人間性とか人格とかをもう一度高めるために与えられたチャンスだと思えば、少しは前向きになれるよね。

だけど、管理職と言うのは、人と接する面積がはるかに多いわけだから、対人関係的に言うと、自分の管理職としての存在が、部下やその周りの人たちにとってプラスにならないとやはり意味がないよね。

その点では、今一番良いのは、自分と接する人たちのクリエイティビティーを引き出すために、自分が管理職をしていると考えたらいいんじゃないかと思うんだよ。

最近心理的安全と言うことがよく言われてね。その代表的な本を読んだんだけれども、これはクリエイティビティー、つまり創造性を高めるために必要だと書かれていたよ。

またチームや組織が学習するスピードを上げるためにも、心理的安全は必要不可欠なんだね。

ともすれば、心理的安全そのものが大事だと思いがちだけれども、そうじゃないんだよ。本当に大事なのは創造性を高めて発揮することなんだ。そして、それが結果的に業績に結びつけばいいわけだよ。業績は後からついてくるものだと言うことだからね。

そのためにはスピーディーに学習するって言うところが大事で、その前提として心理的安全と言うものが必要だと言うことなんだね。

そして、この組織としての創造性を左右するものが、リーダーシップなんだね。と言う意味では、管理職というのは極めてクリエイティブな仕事だと言うふうに定義できると思うんだよ。

そうすれば管理職にさせられたと言うやらされ感を少しでも軽くできるんじゃないかな。

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