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大丈夫の魔法

私は先日のnoteの記事にこのような言葉を書きました。

“私は言葉=言霊と考えています。”

言葉のちから

私が好きな言霊の一つに「大丈夫」という言霊があります。

この記事を書くにあたり「大丈夫」という言葉の意味を調べてみました。

大丈夫の意味

一般的には、きわめて丈夫であるさま。ひじょうにしっかりしているさま。非常に気強いさま。を指して使われる事の多い言葉です。

元来は、身の丈(たけ)、学識人徳の備わった人や最勝者を、漢語で〈丈夫(じょうぶ)〉とほめ讃えました。後にシルクロードより仏教が伝来し、大の美称が付され〈大丈夫〉となり、仏の呼び方の1つとなりました。

仏には一般的に10種類の呼び方が存在します。

これを〈如来の十号(にょらいのじゅうごう)〉と言います。

そのうちの1つに〈調御丈夫(じょうごじょうぶ)〉とあり、「人を導くのに巧みな人」という意味の異名があります。

仏教語としての〈調御丈夫〉や〈大丈夫〉は、仏の尊称として用いられる言葉です。

日蓮宗ポータルサイト

なるほど!
もともとは仏教用語だったのですね。

仏様の尊称として用いられる言霊「大丈夫」
どうりでパワーがあるわけです。


大丈夫の種類


私たちは普段どんな意味で「大丈夫」という言葉をつかっているでしょう?

  • 「あ、それ大丈夫です」(あ、それ間に合っています) 不要・否定・意味

  • 「午前中なら大丈夫です」 可能・了承・承諾の意味

  • 「顔色悪いけど体調大丈夫?」 配慮・気遣いの意味

  • 「あなたなら大丈夫」 肯定・応援の意味

ざっとあげてみると、こんなところでしょうか。

どの意味の「大丈夫」も日常的につかっていますね。

大丈夫の魔法

私は「大丈夫」を応援の意味で使うのが好きです。

実は子どもが小さかったころにこんな出来事がありました。

初めてのことに挑戦する子どもに対して、心配ばかりしていたら
「心配ばかりしないで“大丈夫だよ”って応援して!心配ばかりされていたら出来るものもできなくなる。」
と、注意されたことがあるのです。

言われてみればもっともです。

過度な心配はエネルギーを奪い、応援はパワーを与える。

子どもの言葉から「大丈夫」の大切な意味を教わりました。

それから応援の意味を込めた「大丈夫」は、ポジティブな願いをこめて言葉にしています。

不安な想いをしているあなた
自信を失っているあなた
これから何かに挑戦しようとしているあなた

大丈夫、あなたは大丈夫です。
大丈夫の魔法がかかります。

だから大丈夫です。

さくらより



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