【自叙伝】運命は出会った人で決まる #5山城くん その②
中学時代の山城くん
山城くんとは1年からいきなり同じクラスになる。最悪だ。
鬼ごっこ事件があった小学5年生の時以来だ(笑)
ある日、同じクラスの他の男子が持ってきたクリスマスのスノードームを山城くんが床に落として割ったのだ。
その時、クラスのみんなが見ていたにも関わらず、私と目が合っただけで彼は「見てんじゃねーよ!」となぜか私にキレた(笑)
そう言われた私は女子から「関係ないのに可哀想」と言って貰えたのが唯一の救いだった(笑)
てめぇが落として割ったんじゃねーか、みっともない逆ギレしてんじゃねーよ、このクソチビ(笑)
ていうか、彼はスノードームの持ち主に誤りもせずに、意味もなく私にキレていた(笑)
その後も彼のアホ伝説は続くのです。
中学3年で私は再び彼と同じクラスになる。
私はこいつらの影響もあり、幼い頃から白髪が多かった。
彼は私の白髪を休み時間に抜き始めた。
そして抜いた白髪を私の筆箱の下に保管しておくよう指示をしたのだった。。。
山城「捨てるなよ!また抜くときに確認するから…」
コイツ頭おかしいのか?(笑)
その後私は夏休みからそのまま登校拒否がはじまり、山城くんが私の白髪を抜くことはなかった。
お前の暇つぶしのために私は存在するわけではない。
山城くんはチビで私よりも身長が低い
前回にも紹介したが、彼は身長が低いのがコンプレックスである。
ある日、全校集会が行われた際、身長の低い順番に整列するのだが、彼は私の方を振り返り歩み寄ると、こう言い放ったのだ。
「お前、俺より身長低いだろ?前に並べよ!」
は?笑
いやいや、そう私に話しかけたお前の首は上を向き、私を見上げて喋ってんだよ笑
その時点でお前は私よりダントツでチビなんだよ(笑)
まあ、拒否するとあとが面倒なので、仕方なく前に並ぶのだが…。
身長が高い私がお前の前に立ったら、お前が、前見えなくなるだろ(笑)
そんな面白い状況を想像してみて欲しい笑
コイツにはプライドというのがないのか?笑
そのあと私は先に触れたように、2学期から長い期間、登校拒否がはじまり、最後に彼と再会したのは卒業式の前日であった。
そして卒業式の日、最後に彼と交わした言葉。
山城「明日俺たちと一緒に遊ぶか?」
私は丁重にお断りした(笑)
山城「そうか、また今度な。」
それが今日まで彼と交わした最後の会話である。
もう二度と会うことはないだろう。
つづく
次回「同級生の新崎さん(仮名)」
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