28歳で結婚して丁度良かった理由3つ~感覚の鋭さは諸刃の剣~
結婚3年目なのですが、この間病気したり夫が転勤したり、女性特有の気の変わりがあったりと、あらゆることがありました。
結婚に迷っている方、結婚に興味無い方様々なのは存じています。
少しでも悩んでいる方の参考になればと思い、私のケーススタディを本日は書いてみます。
理由①加齢とともに感覚が鋭くなっていく
「28歳で結婚して良かった」というのは、「20代前半で結婚しなくて良かった」ということです。
上図のように、特に女性は20代後半になるにつれ、感覚が急速に鋭くなってきます。
経験を積み、失敗を重ねると見えなかったものが見え、気づかなかったことが気づくようになります。
となると、20代前半で大好きだった彼は、20代後半になると大嫌いになります。
注:数値は、15歳以上で配偶者がいる人1,000人当たりの離婚者数。
<国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集」/2020年版>
上記の統計のとおり若年層の離婚率が50%代というのは、今の私が考察する限り超納得です。
なぜなら、20代前半の価値観は、20代後半になるとひっくり返ってしまうからです。
ここで問題なのは、20代後半になると今度は感覚が鋭敏になりすぎるということです。
自分の感度と妥協点の折り合いがつかなくなると結婚や恋愛の邪魔をしてきます。
20代前半は、「次付き合う人と結婚するのかな?」なんて軽々しく思っていましたが、
歳を重ねると、「この人じゃ無理だな」にいつしか変わってきます。
私が感覚の鋭さと妥協点との収集が付いた結果が28歳での結婚でした。
もっと早熟な人は早く結婚しても問題ないでしょうし、まだまだ吟味したい方は遅くても良いと思います。
兎に角、年齢を重ねると感覚が鋭くなって、それは色んな事を邪魔する要因になるということだけお伝えしたいです。
今は主婦として暮らしていますが、今持ち合わせている感覚の鋭さは加速を続けていますし、これはこれで家事や世の中の考察に貢献しています。
「感覚の鋭さは諸刃の剣」
理由②病気をしたから
30歳目前で病気が発覚し、大人しく生活することを余儀なくされています。
今年いっぱいは治療を続ける必要があります。
30代が始まったばかりというのが唯一の救いですし、先に結婚しておいて良かったと心から思います。
その辺の人も、親しい人も、言っていないだけで何かしら抱えて生きているんです。
理由③夫が大学勤務になったタイミングで結婚
理由3つ目は個別性の高い理由になってしまいます。
医師の夫は兎に角多忙です。
私は夫の仕事以外の生活サポートをほぼ100%行っています。
逆に、私たちは夫婦2馬力で何とかやっていけているのに男性医師で独身の方はもっと大変なんじゃないか、と勝手に心配になります。
食事面も、家の炊事選択も、確定申告も、あちこちから来る給料明細も。
夫は、忙しくなるタイミングで結婚しておいて良かったと常々口にしています。
結びに
50代の義理母が、「スーパーのレジにお気に入り君がいて、その人がいたら並ぶようにするの」と、背の高い男の子のレジ打ちを推している話を聞きました。
私は、レジなんて誰でもいいじゃないか!と思った一方、この話を聞いてからレジを何となく観察するようになりました。
すると、明らかに行列が出来ていない不人気のレジがあるのに気づきます。
そのレジは、感じのわるい叔母様が担当されていました。
「なるほどな~」
感覚の鋭さは、少しでも自分が不快な思いを回避するための人間の本能なのだと。
そして、50代になってもその鋭敏さは留まることはないのだと痛感しました。
本日も、ご覧いただきありがとうございました。