見出し画像

70歳、田舎で養蜂を始めた父親が、まったく穏やかではない理由

先日、田舎へ帰っていたのですが
70歳をむかえた父親が
キャラ変していて驚きました。

『田舎で蜂を育てて
それはそれは穏やかな老後』
と思いきや、どうやら上手くいかない
ようです。

そこで今回は、父親の変容ぶりと
そこからの気づきを
アラサー娘目線でまとめてみました。

両親の老いや、田舎に両親がいる方へ
共感してもらえたらと思います。

①ハチミツが160キロも収穫できたのに心穏やかにならない

7月上旬の蜂箱

今年は養蜂3年目ということと
天候にめぐまれたのもあり
ハチミツを大量に収穫できたようです。

父親は嬉しそうに話はするものの
心理的な焦りからか
コトバの端々にトゲ
があります。

たとえば
出来の悪い娘だ!!』とか
○○は絶対に嫌だ!!』など
強い口調が見られました。


理由は、手元の現金がどんどん減っていくから

手元の現金は養蜂のための設備投資で
減っていく一方、
手元のハチミツをどうやって売るか
ノウハウがないため
一向に現金回収ができていません。

父親が販売用に瓶詰めしたハチミツ

父親が作っているハチミツは
単価の高い品種なので、上手く売れば
規模を順調に拡大できるはず。

でも、父親は養蜂のノウハウはYoutubeで
学んでいるようですが
売り方などのマーケティングや
流通については学ぶ気ゼロ。

おそらく地元のJAへ安く売りさばかれるのが
関の山。


②やたらとNHKでニュースを見ているのに、時代を読めない

たまに帰る娘との会話もそこそこに
やたらと親世代はNHKを見たがります。

そのくせ、『自動運転なんてあと100年後だ』
と、トンチンカンなことを言う始末。


ハチミツの販売についても
『メルカリで売ってみたら?』と提案しても
『メルカリなんて大嫌いだ!!』と
使ったこともないサービスをばっさり。

スマホを持っていますが、Youtubeで
動画を見ているだけで
Amazonで買い物はできません。

ワクチンの予約はスマホでできたようで
そこだけは唯一安心
しました。


③頑固さは増強しつつも、思いやりのあるノーマルな父親も健在だった

父親は、いつも別れ際に
一番言いたいことを言う性格です。

学生時代は
『スキンつけろよ』とか
『何かあったらすぐ駆けつけるから』と
娘との別れ際に言い放っていました。


今回の締めのひとこと

今回、親子3人でお宿に泊まっていたのですが
帰り支度、母親がいなくなってから

『結婚3~4年目がいちばんヤバいんだぞ』
『何かあったから、帰ってきているのか?』と
真骨頂をむかえました。

『何かあったときはいつでも帰ってこい』
と、それらしいことを言い放ち
今回の滞在は終了。

娘としては
怒りっぽさが父親の全てを支配しているのではなく
思いやりのある父親の一片が残っていて
ホッとしました。


むすびに:健全な両親と過ごす最後の時期?!


この動画や、父親や母親の
小さくなる背中をみて
介護は遠い将来のことではないと思っています。

とはいえ、先のことばかり
思いやられても仕方ありません。

まだ認知症になっていませんし
足腰は丈夫で、食欲も旺盛です。

今のわたしは、健全な両親とすごせる
最後の時間かもしれません

付かず離れずで、良い距離感を保ちながら
両親と触れ合う機会は大切にしたいと思います。

本日もご覧いただき、ありがとうございました🥰


👆1年前に父親の様子をまとめた記事です


👆実家へたまに帰るとびっくりする、という話です


👆ブログも見てね

この記事が参加している募集

これからの家族のかたち

ブログで収益化を目指しています。サポート代は自己投資に充て、記事投稿の糧にしていきます。🥰 https://chee-blog.com/side-business-1/