【展覧会】クレムリンの塔
モスクワのクレムリン。
ロシアに来たことがない人でも、クレムリンの写真や映像を見たことがあると思います。
夜はこんな感じです。
モスクワに来たことがある日本人は、他のヨーロッパの国々に比べて少ないと思いますが、ツアーで参加するとクレムリンの中を観光するものが含まれています。
そのため、クレムリンの中に入ったことがある人はいると思います。
しかし、クレムリンの外周をぐるっと回る旅行者は少ないと思います。
私も旅行で来ているときに、わざわざクレムリンの外周を歩こうと思いませんでした。
住んでからも、クレムリンの外周を歩こうなんて思いませんでした。しかし、今年になり、クレムリンの外周を歩いて、すべての塔の写真を撮って、紹介してもいいと思いました。
そこで、いつ写真を撮りに行くか考えました。
簡単に撮れるように思いますが、次の条件を満たす日は、少なくなります。
・夏
・快晴
・クレムリン周辺でイベントがなく、入場制限をしていない時
その条件に当てはまった日が、6月19日(月)でした。
それで、出かけました。
今日は、クレムリンの外周を1周しながら撮った塔を紹介します。全部で20の塔があります。
ニコルスカヤ塔
ニコルスカヤ塔。1491年から1492年に建設されました。
星付きの高さは、70,4m、星無しの高さは、67,1mです。
元老院塔
元老院塔です。
1491年に建てられました。
高さは34mで、壁の厚さは4mです。
スパースカヤ塔
スパースカヤ塔です。
1491年の建設で、星付きの高さは、71m、星無しの高さは、67、3mです。
ツァーリの塔
ツァーリの塔です。
クレムリンの塔の中で、一番新しく1680年に建てられました。
しかも、一番小さい塔です。
警報塔
警報塔です。1495年に建てられ、高さは38mです。
コンスタンティノ・エレニンスカヤ塔
コンスタンティノ・エレニンスカヤ塔です。
1490年の建設で、高さは、36,8mです。
ベクレミシェフスカヤ塔
ベクレミシェフスカヤ塔です。
1487年の建設で、高さは、46,2mです。
ちょっと聖ワシリー寺院の写真も撮ってみました。
いつ見ても美しいです。
スターリン建築の1つの芸術家アパートの写真も撮りました。
モスクワ川沿いを歩きます。
ペトロフスカヤ塔
ペトロフスカヤ塔です。
1480年代の建設で、高さは27,15mです。
第二の無名の塔
第二の無名の塔です。
1480年代の建設で、高さは、30,2mです。
最初の名前のない塔
最初の名前のない塔です。
1480年代の建設で、高さは、34、15メートルです。
修復中だったので、いつ修復が終わるか分からないけれども、終わったら、もう1度写真を撮りに行きます。
タイニツカヤ塔
タイニツカヤ塔です。
修復中でした。修復が終わったら、もう1度写真を撮りに行きます。
1485年の建設で、高さは38,4mで、塔の周りは、72,42mです。
クレムリンの中から見たタイニツカヤ塔です。2015年8月に撮りました。
今回、修復中だった2つの塔を2018年10月に撮っていたので、その写真を載せます。
クレムリン大宮殿です。
お告げの塔
お告げの塔です。こちらも修復中なので、終わったら、もう1度写真を撮りに行きます。
1480年代の建設で、風見鶏を入れた高さは、32,45mで、風見鶏無しの高さは、30,7mです。
2018年10月に撮った写真です。
今回修復中だった3つの塔です。2018年10月に撮りました。
ヴォドフズヴォドナヤ塔
ヴォドフズヴォドナヤ塔です。壁の部分は修復中でした。
1488年の建設で、星付きの高さは、61,25mで、星無しの高さは、57,7mです。
塔の壁の厚さは3mです。
レーニン図書館の音楽部門がある建物です。
ボロヴィツカヤ塔
そして、ボロヴィツカヤ塔は、絶賛修復中でした。
この写真を撮った後、赤信号の信号を待ちをしていたら、警察官に「渡っていいよ」と言われ、警察官公認の信号無視をしました。
1490年に建てられ、星付きの高さは、54,05mで、星無しの高さは、50,7mです。
壁の厚さは3mです。
クレムリンの中から撮ったボロヴィツカヤ塔です。2015年8月に撮りました。
このボロヴィツカヤ塔は、個人的に想い出のある塔です。なぜなら、夫と初めて会う時に、このボロヴィツカヤ塔の前で待ち合わせをしたからです。
これは、2017年5月に撮りました。
これは、2018年10月に撮りました。
武器塔
武器塔です。
1490年代に建設され、高さは、30,9mです。
司令官の塔
司令官の塔です。
1495年に建てられ、41,25mの高さです。
トロイツカヤ塔
トロイツカヤ塔です。
1495年から1499年にかけて建設されました。
高さは、80,1mです。
クレムリンの入り口です。
ほとんどの博物館は、月曜日がお休みですが、クレムリンは木曜日がお休みで、月曜日は開いています。観光プランを考えるときに、月曜日にクレムリン見学の予定を入れると、効率よく観光ができます。
クタフィヤ塔
クタフィヤ塔です。
1516年に建設され、13,5mの高さです。
再びトロイツカヤ塔
再びトロイツカヤ塔です。
アレクサンドロフスキー庭園です。
中央兵器庫塔
中央兵器庫塔です。
1493年から1495年にかけて建てられました。高さは、38,9mです。
角の兵器庫塔
角の兵器庫塔です。
1492年に建てられました。
高さは、60,2mです。
衛兵の交代をした直後でした。
6月22日の悲しみと記憶の日に向けて、赤い旗があります。
フォーシーズンズホテルです。
もう一度、角の兵器庫塔です。
少し逆光だから、坂道を上ろうと思いました。
しかし、赤の広場は閉鎖された直後で、坂道に行けませんでした。
まとめ
6月22日の、悲しみと記憶の日にプーチンさんが、無名戦士のお墓に献花をするので、その警備の関係と、その後の土曜日に学校の卒業パーティーがクレムリンで行われるために、赤の広場が閉鎖されたと思います。
ぎりぎりクレムリンの塔の写真を撮れてよかったです。
クレムリンの周りを写真を撮りながら1周すると、だいたい1時間かかりました。
長くなりましたが、最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
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