#VTuberにオススメしたい映画10選
最近、VTuberにハマっています。
にじさんじのアグレッシブなコミュニティ戦略には学ぶところがあり、映画業界でどのように活かせるかの思索に活用している。それ抜きにしても、純粋にVTuberの創意工夫あるパフォーマンスに毎回驚かされます。アイデアの宝庫だと毎日のように動画を観ている。
さて、ここ数ヶ月、VTuberを追っていると意外にも映画を観ていることに気づき始めた。特にでびでび・でびる、ぽんぽこさん&ピーナッツくんはかなりの映画好きであると見た。なんたって『SWALLOW/スワロウ』や『サスペリア(2018)』、『宮本から君へ』を観ているのだ。映画の伝道師としてはかなり嬉しいところである。
ぽんぽこさんたちには、いずれ日本公開される『The Pink Cloud』を是非とも観ていただきたいものです。
また、非映画系VTuberの文野環とフミの映画談話を聴くと、映画にハマり始めた中学時代を思い出す。今や、仕事や研究調査で映画を観ることが多くなり、純粋に映画を楽しめているか疑問に思うことが多い私にとって、VTuberが自由に映画の感想を述べている様子を拝見すると初心の感覚を思い出させてくれ非常に参考になる。
さてここ最近、VTuberがTwitterでオススメ映画を募集しているのを目撃する。いつも、VTuberのパフォーマンスに学んでいるお礼としてここにオススメ映画を10本紹介する。インスピレーションわく作品や、純粋に面白い映画を並べてみたので良かったら挑戦してみてください。
1.ぼくとアールと彼女のさよなら(2015)
意中の人のために創作をしたことはあるだろうか?
もし、"YES"ならばこの映画は刺さるであろう。この映画は、手作り映画を作る男の子が白血病になった女の子のために映画を作る話です。余命僅かなあの子のために、自分の持てる知識を総動員して作る映画のどこか未熟だが情熱的な様子はエモい気持ちにさせられること間違いなしです。
もし、この映画が気に入ったのであればビデオショップの店員が手作り映画を制作する『僕らのミライへ逆回転』も面白いですよ。
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2.ドロステのはてで僕ら(2019)
もしも、2分先の世界が見えたらあなたはどうしますか?テレビから突如2分後の世界の自分が語りかけてくる。そんな不思議なテレビに男女が集まってきて、段々と金儲けのためにどうやってこのテレビを活用しようか考え始める。1階と2階を行き来しながら巻き起こす珍事に興奮すること間違いなし。これ以上知らない方が楽しめる作品なので多くは語りません。『カメラを止めるな!』が好きであればきっとこの混沌やみつきになることでしょう。
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3.劇場版ミッフィー どうぶつえんで宝さがし(2013)
なぜ、この人はミッフィーの子ども映画を紹介しているのか?
と疑問に思うかもしれません。しかし、この映画ほど狂っていて、同時視聴に向いている作品は他にないと思いました。動物であるミッフィーがメラニーやグランティたちと徒党を組んで動物園に行く時点でどうかしているのだが、入園しようとすると犬のスナッフィーが「あなたは入れません」と断られるところから物語が始まる。冒頭5分で超展開が待ち受けています。
しかも、この遊園地、クマが園長を務めているのに、園内ではホッキョクグマが飼育されているのだ。劇中ではクイズが出題される。「黄色い動物がいるよ何かな?」と問われる。あなたは黄色い動物と聞いて何を思い浮かべるであろうか?この映画の答えは我々の想像をはるかに超えたものとなっております。きっと同時視聴したら困惑と興奮で盛り上がること間違いなしだろう。
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4.LETO レト(2018)
VTuberの配信はアニメに実写にと様々なテイストの画を融合させる凝った演出が多いイメージがある。恐らく、この映画はインスピレーションを高めるのに打ってつけの作品だろう。松山ケンイチそっくりなミュージシャンがスターを目指す王道青春音楽映画なのだが、ミュージカルシーンになると落書きが画面全体を覆い始め、画面の淵を飛び出したり、突然カラーのに画面になったりするのだ。このクールでシュールな混沌に新しいアイデアが生まれることでしょう。
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5.ハードコア(2015)
VTuberはAPEXのようなFPS視点のゲームをやっているイメージが強い。『ハードコア』はFPSゲーム好きにぴったりな作品。なんたって、全編FPS視点なのだから。目を覚ますとあなたはサイボーグになっています。突然、施設が襲撃され、右も左も分からぬまま、戦場へと放り込まれていく。次々と現れ刺客を薙ぎ倒していく快感がたまらない作品だ。特に、終盤、クイーンのある音楽を背に繰り広げる痛快アクションの没入観が凄まじいです。
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6.ボン・ボヤージュ〜家族旅行は大暴走〜(2016)
トニー・スタークにそっくりな男が家族旅行で運転。しかし、途中でブレーキが大破して、時速160kmで高速道路を大爆走!スズメバチに警察、救急車が次々と追いかけてきて、てんやわんや!目の前には大渋滞!棺桶ポイントだらけの高速道路、果たしてこの家族は無事バカンスにありつけるのだろうか!
『世界の果てまでヒャッハー!』で日本でも注目されたフランスコメディ監督ニコラ・ブナムのノンストップアクションに腹筋崩壊必死。こちらも同時視聴にオススメな作品であります。
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7.WE ARE LITTLE ZOMBIES(2019)
両親をバス事故で失った少年が、MOTHER2ばりの冒険する中で、仲間を見つけ、一世を風靡するバンドにのしあがっていく様子をポップな色彩と音楽で飾った日本映画です。
監督の長久允監督は、『そうして私たちはプールに金魚を、』でもサイケデリックでパワフルな作品を作っており、観ると創作意欲が湧き立つ作品となっております。
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8.Mommy/マミー(2014)
インスタグラムのように、映画の大半を正方形の画面で物語ったグザヴィエ・ドラン監督代表作。サラ・マクラクランやセリーヌ・ディオンの音楽で綴られたシングルマザーと息子の感情と感情をぶつけ合うドラマは涙なしでは観られないだろう。最高にオシャレで感動的な物語だ。
グザヴィエ・ドラン監督の演出はオシャレなので、雰囲気がお好きであれば『わたしはロランス』はイケると思います。
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9.さよなら、私のロンリー(2020)
もし、『万引き家族』が好きなのであれば、この映画は気に入ると思う。銀行の貸金庫からぬいぐるみやネクタイ、金目のものを奪って、ピンクの泡が壁から滲み出る事務所に暮らしている家族。家族の中は良好だったのだが、そこに新しいメンバーが入ったことで不安を抱く話だ。
自分のコミュニティに新しい人が入ったことで、人間関係が壊れてしまうのではと不安になったことはないだろうか?その不安を地震や泡で表現しておりコミカルな作品となっております。
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10.CLIMAX クライマックス(2018)
VTuberは3Dライブで、自分の可動域が広がることに感動を覚えること少なくないだろう。3Dライブのパフォーマンスのアイデアとして『CLIMAX クライマックス』はヒントとなるかもしれません。
アーティストたちが雪山でリハーサルをする。その打ち上げが行われるが、誰かがサングリアの中に薬を混ぜたことで地獄のバッドトリップが始まる物騒な作品だ。なんといっても冒頭のダンスシーンが強烈で、観たこともないような挙動をするので大注目。
また、映画の中盤で展開される文字アートがこれまたカッコいいのでインスピレーション掻き立てられるはず!ただ、血が出るグロテスクな場面もあるので、そういう描写が苦手な方は要注意。
気に入ったら、同じ監督が作った『エンター・ザ・ボイド』もオススメです。壮絶なバッドトリップを味わえます。
以上、VTuberの方に読まれ、実際に映画楽しんでいただけたらなと祈りながらこの記事は終わります。
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