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〇八王子を歩く〇(浅川沿いのディープな散策:後編 八高線の浅川橋梁を眺めて)

八王子市内の浅川沿いには、なかなか味わい深いスポットが色々とあります。前回は中央線沿いに歩き、中央線の浅川橋梁を見てから、国道16号まで歩きました。今回はさらに西に進み、八高線の浅川橋梁付近を中心に歩きました。
(前回の記事はこちら)

■まずは、位置関係から

今回の探索は、浅川沿いに国道16号の新浅川橋から八高線の浅川橋梁まで歩き、八高線沿いに歩くものです。この地域、昔は田んぼや桑畑が広がり、小さな水路が流れる街並みだったようです。

今昔マップで新旧を比較した地図

■新浅川橋から八高線の橋を目指す

新浅川橋の下から八高線の橋梁を見たところ。
こちらも門は、北野下水処理場の入口です。
この辺りの浅川沿いは、実にいろんな施設が立地しています。
その隣は、「八王子市北野衛生処理センター」
ここは、し尿・浄化槽汚泥処理施設です。
そして、八高線の橋が見えてきました。
国道16号の新浅川橋の全景。
「浅川ゆったりロード」の案内図がありました。
そして、八高線の浅川橋梁へ。なんと、踏切もありました。
その名も、「浅川踏切」という名前の踏切。
単線の線路が橋を渡ります。
下から眺めたところ。リベットで止められた、とても古い橋です。
八高線は昭和初期の開業なので、その時代の橋梁なのでしょうか。
こういう橋を真下から眺めるのも、楽しいものです。
踏切から八王子駅側を見たところ。
こんなことをしながら、列車の通過を待っています(笑)。
お、列車が来るようです!
八王子駅から列車が走ってきました。
浅川橋梁に差し掛かる八高線の電車。
4両編成の電車が走るローカル色の濃い電車です。

■八高線沿いに歩く

八高線沿いには、「八王子市 あったかホール」があり、少し緑豊かな公園のような一角があります。

あったかホールの入口。
八王子市あったかホール。清掃工場の排熱を利用した温水プールがあります。
訪問した時は閉館日でした。
すぐ隣に北野清掃工場(操業終了済み)があります。
八高線を通る古いアンダーパス。
昔の地図にあった小水路跡でしょうか。
ちょうど電車が通過(笑)。
とても不思議な小径です。
すぐ隣には、使われていない同じような橋が。
こんな場所が残る、ちょっとディープなスポットです。


こちらの橋は比較的新しそうです。大きな道ができた時に作られたのでしょうね。

ここまで来ると、別途ご紹介したウォーキングコースに合流します。八王子の鉄道めぐりウォーキング、もう少し長距離を歩く場合は、是非浅川沿いや八高線沿いを加えるととても楽しいと思いました。

■終わりに

浅川に架かる八高線の橋は、単線の古びた橋梁と踏切という、とても味わい深いものがありました。あったかホールがあるあたりの線路沿いには、昔の水路跡だったのか、とても不思議な小径や、今は使われていない橋があります。知らないことばかりの新しい発見ができた散策でした。

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