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前を向き、踏み出すかっこよさ

今日はAngel Beats ! 本編の紹介最終回です。

※以下ネタバレあり

音無たちは立華が『影』の足止めをしている間に
戦線のメンバーに会ってまわる。

「戦線やこの世界には意味があって、いい風になったんだなって
ただ一時、ありはしなかった青春を
ただ楽しんでたってことになれば、それで十分。」
と言い、多くの戦線メンバーは卒業する。

探索の途中でゆりは『影』に襲われ、NPC化されそうになる。
『影』にまともな生活を見せられる中、

「人生は私にとってたった一度のもの、それはここにたった一つしかない。これが私の人生、誰にも託せない、奪いもできない人生。
押し付けることも、忘れることも、消すことも、踏みにじることも、
笑い飛ばすことも、美化することも、何もできない。
ありのままの残酷で無比なたった一度の人生を受け入れるしかない、
だから戦い続ける、だってそんな人生一生受け入れられないから。」と

自分の気持ちを思い出し、意識を取り戻す。

ゆりは探索の果てに『影』を発生させた謎の男を見つける。
「世界に愛が芽生えた。」から『影』を発生させたという。
この世界は卒業して行くべき場所であり、
愛が生まれて、永遠の楽園になってはいけない。

ゆりがここまでやってきたのはみんなを守るためだった。
ゆりは『影』の発生を終わらせた。
みんなは助かり、無事にこの世界から去っていける。

ゆりは失った兄弟と同じくらい、戦線のメンバーを大切に思っていた。
人生は理不尽に兄弟の命を奪い去ったのに
みんなと過ごした時間はかけがえのないものになった。
自分も報われていいんだと、ゆりは涙を流す。
(ここまで第12話より)

ゆりはベッドで目を覚ます。
そこには、音無、日向、立華、直井がいた。
他のみんなは卒業したが、ゆりが残っているからと待っていた。

残りの全員が卒業するために、5人は卒業式を行う。
戦歌の斉唱、証書の授与、答辞と進行していく。

音無は答辞で今までの想いを語る。
戦線のメンバーは一様に自分の生きてきた人生を受け入れられなかった。
しかし、助け合い、信じ合うことで前を向いて卒業することができた。

直井は泣きながら音無に「あなたに出会わなければ
ずっと報われなかった。もう迷わない」
と感謝を述べ卒業する。

ゆりは立華に今まで対立していたことを謝り、
もっと仲良くなれたはずなのにと伝える。
音無と日向に「また、どこかで」と別れを告げ、卒業する。

日向は、音無が来たから卒業という終わりを迎えられた。
感謝を伝え、「じゃあな、親友」と言い、卒業する。

立華と2人になった音無は外に出ないかと誘う。
また戦線のメンバーのように報われない人生を送り
この世界に来る人がいる。
2人で残ればその人たちを卒業させることができる。

だから、一緒にこの世界に残らないかと提案する。
しかし、立華は何も答えない。
今この想いを伝えると私は卒業してしまうという。
「私はありがとうをあなたに言いに来たんだから」と。

立華は音無の心臓で生きながらえることのできた女の子だった。
立華のただ一つの不幸は青春を与えてくれた恩人に
感謝を伝えられなかったこと、それだけが心残りだった。

音無は立華に好きだ、ずっと一緒にいたいという気持ちを伝える。
立花は音無に愛してくれたこと、命をくれたことに
「ありがとう」を伝え、卒業する。

ある街角で立華らしき人と音無らしき人がすれ違い
声をかけようとする。

END(ここまで第13話より)

これにてAngel Beats ! 本編紹介は最終話までいきました。
全部見てくれた方がいたらとてもうれしいです。
そして、誰か一人にでもこの作品の良さが伝わり、
見たいなという気持ちが生まれてくれていればいいなと。

紹介のためにも、もう一度見たのですが
やっぱり面白かったです。
次回は僕なりのまとめ・感想・学びを
まとめて締めたいと考えています。

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