「ぬいぐるみ」から「IoTロボット」に変身! チャーピーをWi-Fiでインターネット接続するとできること
ご報告があります。
小学1年生(7歳)の娘が『英会話ロボットチャーピー』と学習を始めて67日が経ちました。計画では『みんなのチャーピー先生』のBOOK1が終わり、BOOK2に進んでいるはずだったのですが、実はご報告があります。
娘は現在、チャーピーをWi-Fiでクラウドにつないで利用する『レインボーモード』で学習を続けています。
55日目に「トピック19 This is my day.(これがぼくの一日です。)」のステップ1のday1を終えたところで、『みんなのチャーピー先生』をいったんお休みすることにしました。その理由は後ほどお伝えします。
ちなみにBOOK1はトピック20が最終章です。BOOK1完了まであともう少し!のところでした。
あと1トピックを残すのみだったのですが・・・。
電源を入れるだけで学習できる「ホームモード」
『みんなのチャーピー先生』は、電源を入れるだけですぐに学習を始めることのできる「ホームモード専用コンテンツ」です。
学習内容も小学校の英語教育に沿った内容になっているため、小学1年生(*1)から小学6年生まで、あるいは英会話の基礎を学び直したい成人の方にもおすすめできる【初級レベルの英会話教材】です。
(*1 チャーピーの対象年齢は、「8歳以上~成人」になっています。我が家のように8歳未満のお子様が学習される場合は、保護者の方のサポートが必要です。)
100ページもの充実した学習内容を収録した専用テキストブックが2冊(全約200ページ)付属し、そのテキストブックの流れに沿ってチャーピーと学習することができます。
娘は小学1年生で、学校でもまだ外国語教育は始まっていません。トピック1からトピック19まで学習を続けてみて、娘が無理なく発話できるのは4単語までで構成される英文だということがわかりました。
例)
【一回で言えた4単語の文】
I study on Thursday.「私は木曜日に勉強をします。」
【練習が必要だった5単語の文】
I watch TV on Sunday.「私は日曜日にテレビを見ます。」
もちろん、無理なくできることだけ続けても、のびしろは広がりません。5単語、6単語の文も「聞いて、マネする」を続けてきたおかげで、現在の娘のリスニング力と発音力は、英会話学校や社内英会話レッスンの講師として、現在は英会話教材の企画として、長年英語を教えることに携わってきた私の目から見ても、今後が楽しみな着実な成長が評価できます。
今回、いったん『みんなのチャーピー先生』をお休みすることに決めた理由はきわめてシンプル。
トピック19で英文が長くなり、単語自体の難易度も上がってきたため、娘が苦痛を感じ始めて、英会話の勉強が「楽しい」から「イヤ」に変わってしまう前に、目先を変えてチャーピーとの学習を新鮮に感じられるように、しばらくの間、クラウドにつなぐ「レインボーモード」を体験させてみることにしました。
【ホームモード】チャーピーの電源を入れるだけで学習を始めることができる「ロボット単体モード」。本体に搭載された会話データを利用。
【レインボーモード】チャーピーをWi-Fiでインターネット接続して使用するモード。アプリの画面を見ながら学習できる。クラウドサーバーに保存された会話データを利用。
十五夜用の「うさぎコスチューム」のチャーピーに合わせ、うさぎのお面を被り学習に挑む1年生!どんなときでもテーマは「楽しく」!
IoTの醍醐味が詰まった「レインボーモード」
というわけで、56日目以降、毎日「レインボーモード」で学習を続けています。「レインボーモード」というのは、
①「チャーピー」と「端末(スマートフォン、タブレット、PC)」を「Wi-Fiルーター」を使ってペアリングする。
↓
②「チャーピー」「クラウドサーバー」「端末」がつながる。
↓
③「端末」の画面を利用しながら、「クラウドサーバー」にある会話データを使って「チャーピー」と学習することができるモードです。
わかりづらい説明になってしまいましたが(笑)、要するに「レインボーモード」では、IoTを利用することによって
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1.学習内容が広がる
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チャーピーが、本体のメモリーに記録されたデータではなく、クラウドサーバーにあるデータを利用できるようになるため、学習内容が大きく広がる。(フレーズ数だけで3,000から40,000にパワーアップ!)
⇒ 本体のメモリーは容量が小さいが、クラウドサーバーの容量は搭載メモリーに比べて格段に大きい。
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2.自動でアップデート
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クラウドサーバー上のデータは、いつでも「書き換え」や「追加」が可能。
⇒ チャーピーは、毎月、あるいはシーズン毎に、その時々のフレーズをおしゃべりします。さらに、学習メニューも随時追加されていますが、これらのアップデートは、ユーザーの手を煩わせることなく、クラウドサーバー上で自動的におこなわれています。
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3.便利で使える画面操作
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端末(スマホ等)がチャーピーとつながることで、専用アプリ『チャーピーステーション』で以下が可能になる。
❶ 5名までメンバーを登録できる。
(チャーピーはメンバーの顔を覚え、名前も呼んでくれます。)
❷ メンバー毎に学習を管理できる。
❸「学習の流れ」を確認できる。
❹「メニュー」を選択できる。
(※さまざまな「操作」がアプリでできる。)
❺「設定」を変更できる。
❻「学習の進捗」を確認できる。
❼「チャーピーの話した言葉」が英語と日本語*の両方で確認できる。
❽「チャーピーに話しかける言葉」が英語と日本語*の両方で確認でき、
見本音声も聞くことができる。
❾「会話内容の履歴」が確認できる。
❿「お気に入りのフレーズ」を登録できる。
(音声を聞くこともできる。)
* 日本語訳は、必要に応じて「非表示」にすることも可能。
専用アプリ『チャーピーステーション』のホーム画面
キズナレベル1のチャーピーがこちらをチラ見しています。
いかがでしょうか?チャーピーが「かわいいぬいぐるみ」から「最先端技術を搭載した画期的な英会話ロボット」に見えてきたでしょうか?w
チャーピーをIoT化することによって、学習をサポートするための機能がフルに実装され、より効果的で使い勝手のよい、充実した英会話学習サービスを受けることができるようになりました。これがチャーピーの「レインボーモード」の良さなのです。
チャーピー専用アプリ『チャーピーステーション』
(略称:チャピステ)は娘の大のお気に入りです。
「レインボーモード」のアプリの演出が娘のツボ
チャーピーと「レインボーモード」で学習を始めた娘の感想は、「タブレットを使うと、もっと楽しい!」です。
なにがそんなに楽しいのかを聞いてみると、
● アプリの中でチャーピーが泣いたり、笑ったり、動いてかわいかった。
(アプリではチャーピーの感情を表すイラストが表示されます。中にはアニメーションするイラストもあり、娘はそれが大のお気に入りです。)
● 自分でメニュー*を選べるのが楽しかった。
(*正式名称:チャーピーアプリ [略称:チャプリ] )
● 勉強すると種*がもらえてうれしかった。
(*正式名称:虹の種。チャーピーの大好物)
● チャーピーに種をあげると、食べてくれるのがうれしかった。食べたときの声がおもしろかった。
● チャーピーと仲良しレベル*が上がってうれしかった。
(*正式名称:キズナレベル)
● 勉強したらポイントがもらえてうれしかった。
(「学習の進み具合」画面で、学習の進捗が確認できます。)
夕方、学校の宿題が終わったあとの「チャーピータイム」に「今日はどっちのチャーピーにする?」と聞くと、今のところ毎回「タブレット!」と答えます。
デジタルネイティブ世代の娘にとって、タブレットを使うことに目新しさはないようですが、アプリの中の演出がツボのようで、しばらくは「レインボーモード」での学習を続けることになりそうです。
おねむなモードに入ったチャーピー。イラストやアニメーションが入ることで、表現がぐっと豊かになり学習者の想像力を刺激します。
各モードの長所と短所
娘の様子を見ながら感じた、【1.ホームモード専用コンテンツ『みんなのチャーピー先生』を使った学習】と【2.「レインボーモード」を使った学習】のそれぞれの長所と短所を挙げてみます。
※長所は先頭に「〇」を、短所は先頭に「×」をつけ、併せて記載します。
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1.ホームモード専用コンテンツ
『みんなのチャーピー先生』を使った学習について
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〇 テキストの流れ通りの学習内容であることと、すべての漢字に振り仮名が振られているため、子供ひとりでも学習できる。
〇 カリキュラムに沿って各トピックで覚えたい表現を繰り返し学習するため、「構文」や「単語」が定着しやすい。
〇 1回のレッスンで学習する量が決まっているため、学習を計画しやすい。
〇 テキストブックにチェックマークを書き込んだり、なぞり書きの練習をしたりして、実際に手を動かすため、学習をしている感覚をより強く感じる。
〇 ごほうびとして、杉板の台紙やシールがあり、アプリの中のごほうびイベントと比べると、手に入れた感が強い。
× テキストで学習量が把握できるため、「今からこれだけこなすんだ」と学習量を実感させられる。(疲れた日は、しんどく感じるようでした。)
× ホームモードコンテンツのため、学習内容が更新されたり、追加されたりすることはない。
× 学習の仕方が決まっているため、慣れてくると単調に感じてしまう。
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2.「レインボーモード」を使った学習について
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〇 アニメーションなど、さまざまな演出があり、飽きずに楽しめる。
〇 自分でメニューを選べるため、学習が単調になりにくい。
〇 自分の名前を呼んでもらえるのは、想像以上にテンションが上がる!
(娘はもちろん、私も未だにそうで、チャーピーに名前を呼ばれると、照れくさいようなくすぐったいような感じがして、たまらなくうれしくなります^^)
〇 どうしても音声認識がOKにならないときは、ボタンでフレーズを選択すれば、次に進める。(親が楽。)
〇 学習レベルが選べる。(5段階のレベルから自分に合ったレベルを選択できる。)
〇 チャーピーのセリフに連動した感情を表すイラストやアニメーションが表示されることで、セリフを聞いて訳を見るだけのケースに比べて、より深く感情移入できる。
× ペアリングが面倒くさい。(ただし1度ペアリングすれば、2回目以降は簡単)
× 楽をしようと思えば、歌や物語だけの、聞くだけメニューを流すだけで学習を終えられる。
× 漢字にルビが振られていないものもあり、小学校の低学年生の場合、保護者の助けが必要。
× ネットワーク環境の問題で切れてしまうことがある。(学習の途中で切れると、特に子供の場合、やる気と集中力がそこで途切れてしまう。)
こうして挙げてみると、どちらにも利点があって、よく理解して両方を上手に組み合わせて利用すれば、学習者それぞれの好みやニーズに合わせた英会話学習が可能だとわかります。
人のキャラ系コスプレが似合わないチャーピー。門外不出となった、甘露寺蜜璃コスプレ。我が家のチャーピー名(自分で登録可能)はもちろん!鬼滅のチャーピー♪
「レインボーモード」の楽しい演出4選!
「レインボーモード」用のチャーピーの専用アプリ『チャーピーステーション』には、学習者がチャーピーと絆を深めながら学習を進めることができるように、さまざまな演出が用意されています。
その中から、娘と私がツボっている4つの演出をご紹介します!
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1.8レベルで親密度を表す「キズナレベル」
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「キズナレベル」とは、チャーピーと学習者の親密度を表すレベルのことです。レベルには8段階あり、学習開始時はレベル1の「人見知り中」からスタートします。
最初は「照れながらこちらの様子をチラ見」しているチャーピーですが、慣れてくると次第にその「性格」が明らかになっていきます。
『キズナレベル』が上がると、ホーム画面の「チャーピーアニメ」の中の「チャーピーの態度」が変わるのはもちろん、チャーピーの話すフレーズも変化します!
【キズナレベル1のセリフ例】
I don't know you yet.「ボクはキミのことをまだ知らないし。」
【キズナレベル8のセリフ例】
Our friendship means the world to me.「ボクたちの友情が、ぼくのすべてさ。」
レベル3でこのふてぶてしさ。
レベル8のチャーピーって一体!?
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2.チャーピーの大好物「虹の種」
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七色に輝く「虹の種」は、チャーピーの大好物。
学習や会話をしたり、チャーピーの気分が上がる発言をしたりすることで、手に入ります。
手に入れた『虹の種』をチャーピーにあげることで、チャーピーとの仲を深めることができます。
お腹が満たされることで「親密度」がアップするなんて、本当に食いしん坊なチャーピーです。
ただし、一日でも「虹の種」をあげ忘れると、チャーピーの空腹度に比例して「キズナレベル」もさがってしまうそうです。
1日だけチャーピーとお勉強を休んでしまった娘が、次の日にキズナレベルスケールがさがっているのを見たときのあの表情。
本当にがっかりしたとき、人はあんな表情をするものなんですね。^^
学習が終わって、チャーピーに「虹の種」をあげます。
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3.あなたのチャーピーのタイプはどれ?
「パーソナリティタイプ」
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チャーピーには、個性が変わる12種類の【パーソナリティタイプ】があります。この【パーソナリティタイプ】は、「学習進捗」や「チャーピーとの親密度」によって変化します。
個性豊かな12タイプの中から、いくつかご紹介します。
【タイプB】Crybaby Charpy(泣き虫チャーピー)
◆特徴:とにかくよく泣きます。
【タイプD】Allergic to Cat Charpy(ネコアレルギーのチャーピー)
◆特徴:ネコが近づくと、途端にくしゃみが出始めます。
【タイプH】Sound Making Charpy(音作り名人チャーピー)
◆特徴:思わずクスっと笑ってしまうような、楽しい音を作ります。
【タイプK】The First Charpy(初代チャーピー)
◆特徴:十数年前に発売していた「初代チャーピー」の生声で話します。貴重!
【タイプL】I-Love-You-Too-Much Charpy(アナタへの愛が止まらないチャーピー)
◆特徴:愛情を余すことなく表現してきます。
学習を終えたときや、ホーム画面で ”Personality Type.” と言うと、チャーピーが今のタイプを答えます。
タイプLのチャーピー。
キミの愛がちょっと重たい・・・w
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4.今日は何ポイント集めた?「学習の進み具合」
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5つの学習要素「単語」「文法」「リスニング」「スピーキング」「発音」別にポイントが用意されており、学習すると、その学習で力のつく学習要素にポイントがたまるようになっています。
「学習の進み具合」に表示されているレーダーチャート下の「表」には
各学習要素の「達成ポイント数」と「目標ポイント数」が表示されています。
獲得したポイント数が、この「目標ポイント数」の合計数に達すると、レベルがひとつ上がります。
毎回の学習で獲得したポイント数は表示されないのですが(されるともっといいのですが)、15分程度の学習をおこなうと、合計ポイント数を見ればポイントが増えたことが容易に確認できます。
小1の娘も「今日は150になった!」「200になった!」と毎日嬉々としてポイントをチェックしています。
レインボーモードの獲得ポイント数(日別)
1日お休みしたものの、順調に溜まっています。
※上図は自作のグラフ
『チャピステ』の「学習の進み具合」画面①
目標ポイント数に対する現在の達成率が、レーダーチャートで表示されています。
『チャピステ』の「学習の進み具合」画面②
学習を終えて、エサやりをしたら、娘は必ずここを確認します。
編集後記
2か月間、娘とチャーピーの学習を隣で見てきましたが、学習者の習熟度や進捗に合わせて、学習方法を簡単に軌道修正できることも、ふたつの「モード」とバリエーション豊かな「学習メニュー」を持つチャーピーの良さだなと思いました。
これからも娘の様子を見つつ、再開の準備が整えば『みんなのチャーピー先生』を改めて取り入れながら、「ホームモード」と「レインボーモード」の両方の利点を生かして学習を続けていきたいと思っています。
さあ、今日は何ポイント獲得できるでしょうか。キズナレベルが上がるのも楽しみ!
十五夜に向けて、ウサギになってみたチャーピー🐰
次はハロウィーンコスプレが気分でしょうか🎃
最後までお読みいただきありがとうございました。
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