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🎵雨の日に聴きたい歌⑧-2 哀愁にひたる雨ソング(4曲)💙


「雨の日に聴きたい歌」

前回に引き続き、「哀愁にひたる雨」をテーマに集めてみました。

私の居住地域は、今日からまたしばらく梅雨空☔が広がり、気温低め(しかし湿度は高め💦💦)の日が続くようです。

これからしばらく続く梅雨の期間、そして全国的に梅雨明けしてからも、味わい深い「雨の日ソング」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

それではさっそく、曲紹介に移りましょう🎵

✅前回記事はこちら👇




①たどり着いたらいつも雨降り・・・
歌:ザ・モップス
作詞・作曲:吉田拓郎

1972年7月、モップスの12枚目シングルとして発売。

元々は制作者の吉田拓郎がアマチュアバンド時代に演奏していた楽曲で、タイトルと歌詞が付け直された(元のタイトルは「好きになったよ女の娘」)。

毎日の仕事や家事、人間関係などに嫌気がさして完全脱力したい日。

がむしゃらに努力し、頑張って生きているものの、なぜだか雨に祟られてばかりいるなー、という気分になることはきっと誰にでもある。

そんな時はこの歌を聴くと、さりげない「生きる勇気」を与えてくれるかもしれない。

歌・音楽の持つ「哀愁」には、疲れた人の心を癒し、支える効果もあるからだ。




②都の雨に
歌:ちあきなおみ
作詞:吉田旺
作曲:船村徹
編曲:南郷達也

1988年リリース。もとは作曲家・船村徹本人が歌っていたこの曲をちあきなおみさんがカバーした(演歌歌手の鳥羽一郎さんもこの歌をカバーしている)。

「故里を 想い出させて 
降りしきる 雨は絹糸」

冒頭からとても情緒的で美しい詞が優しく降り注ぐ。

故里に帰りたい、だけど帰れない、そんな主人公の侘しさ・せつなさがこもった短い詞。

しかし、ゆったりとしたメロディと難しい節回しにより、絵の具を何重にも塗り重ねたような奥深さが醸し出されている。

もちろん、天才歌手・ちあきなおみの高度な表現力・演技力・歌唱技術も、注意深く味わい尽くしたいところ。




③ひと雨くれば・・
歌:小柳ルミ子
作詞:麻生香太郎
作曲:井上忠夫

1975年5月リリース。

「金鳥 蚊取線香(大日本除虫菊)」のCMソングに起用されていた。

「朝顔」という季語からも、今の季節にピッタリな一曲。

そしてまたこの歌も、昭和の美しい「抒情演歌」を代表する名曲。

一雨降れば、好きな人との想い出も洗い流すことができるのに……

そんな主人公の哀愁が「ああ…」という詞に込められている。




④雨の港駅
歌:花咲ゆき美
作詞:菅麻貴子
作曲:HANZO
編曲:伊戸のりお

2024年6月24日にリリースされた、花咲ゆき美さんの最新シングル曲。

花咲さんの歌といえば、寒い北国の地で失恋の涙を流す、そんな女性主人公をテーマにした歌がとても多い、という印象。
この歌もその一つと言えるだろう。

「風がひゅるひゅる
空がひゅるひゅる」

この擬音に、主人公の張り裂けそうな失恋の痛みが凝縮されている。

「氷雨が肌打つ…」
とあるので、季節的には今の時季の歌ではないが、これから夏の盛りを過ぎ、秋風が吹き始めると「ひゅるひゅる」というフレーズが恋しくなるかもしれない。





本日の記事は以上です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました m(__)m





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