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💛諺シリーズ⑪💛「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」
●馬には乗ってみよ、人には添うてみよ
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類義語:人は見かけによらぬもの、案ずるより生むがやすし など
対義語:石橋を叩いて渡る、念には念を入れよ など
【意味】
馬の良し悪しはまず乗ってみなければ分からない。人もまた、実際に付き合ってみなければ人柄は判断できないものだ → 何事も経験が大事
【英訳】We understand things through experience.
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仕事での人間関係、依存症研究のために参加しているコミュニティ、そして友人とのお付き合いや恋のお相手……
私はここ数年、多くの人との素敵な出会い・ご縁に恵まれ、奇跡的な幸運に巡り逢う機会も劇的に増えた。
その反面、日々あちこちから深刻な悩み相談が寄せられたり、ある日突然、報道関係者から取材協力要請が来る、なんていう「寝耳に水」の事態に遭遇したりもする。
そんな時の私は多少の警戒心を持ちながらも、「人には添うてみよ」との精神で連絡先を交換し、適宜コミュニケーションを取り合う中で、信頼できる相手かどうかを判断してきた。
結果、共に大きな社会問題(報道タブー扱いされるような問題)を追う同志として、「持ちつ持たれつ」の関係になり、長くお付き合いが続いている方もいるし、「これ以上は添えない」と感じて、そっと距離を置いたお相手もいる。
じつは私の身内には過去、芸能事務所で事務やマネジメントの仕事をしていた者がいる。
その関係で、業界人との接点も多かったし、私自身も小学生の頃から今に至るまで、テレビ・新聞などから取材していただく機会が非常に多かった。
そのため、こういう時の対応はあまり悩まないし、「添うてみるか、添わないか」は相手の話をしっかり聴いた上で判断するのがベターだと思っている。
また、性格的に好奇心旺盛で、特に知的好奇心を刺激してくれるような相手に弱い。
私にとって、知識が広がるということは無上の喜びだ。
ただ、大いに悩むケースもある。
あまりに悪評が多い人物から、なんらかのオファーが来た時などは「どうしたものか……」と暫し考え込む。
しかしながら、好奇心旺盛な私は、「ここは石橋を叩いてばかりいてもなにも始まらないから、添うてみてから判断しよう」となる。
結果、事前に周りから寄せられた悪評以上のとんでもない虚偽が、その相手に見つかることもある。そんな時は当然、甚大なショックを受ける。
しかし後々、「貴重な勉強をさせていただいた」と振り返れるようになるし、私はどんな苦い経験もそのように受け止められるよう、自分の心を解しながら生きてきた。
だからこそ、これからも「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」で生きていくことになるのだろう。
最後に、こんな人との出会いっていいなあ、と思わせてくれる歌をご紹介して、本日の記事の締め括りとしたい。
「別れても好きな人」 ロス・インディオス&シルヴィア
作詞/作曲:佐々木勉
「好きだった」 鶴田浩二
作詞:宮川哲夫
作曲:吉田 正
ここまでお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
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