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国の高等教育費用負担?

   日経にOECD加盟各国の「大学に相当する教育機関への支出分布」の表が載っていた。これによると、大学費用の学生(もしくは家計)が支出している割合は平均22%なのに対して日本は52%。フィンランドとデンマークはゼロ。スウエーデンが1%。アメリカが44%。イギリスが54%とのこと。

 日本では高等教育を受けていない人や子供のいない世帯にとって、大学コストを負担するのは不公平という考えが根強いので北欧の様に殆ど公費というのは難しいだろうと記事の中では言っている。

 実際、日本では難関大学の入学者ほど高所得世帯の子弟が多いという現象があり、ある意味バランスをとってしまっている。

 ただ、これからの日本を考える際、科学者・IT技術者等をを育てることは急務と思う。もし経済的問題でその道を目指せない者がいたら、国として助力してもいいのではとも思う。

 この話は、毎年ノーベル賞の時期には、話題になるが…。

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