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郵便切手では郵便料金は払えない!

 郵便局で切手を使えば郵便料金を払える。ずっとそう思い込んでいた。実は少し違っていたことを今さら知るに至った。

 2通の郵便物を出す必要があり、その料金について自宅保管の切手で支出することを思いたった。この秋から郵便料金も上がり、今保管している切手だと1枚で出せなくなる。今まで料金が変わる度に端数を補填する為に購入していた切手を集め、何とか合計で2通分の料金にして郵便局へ向かった。

 窓口に2通の郵便物を出し料金を尋ねると、✖️✖️円という答えが返ってきたので、おもむろに✖️✖️円分の切手を出す。すると窓口の方が切手を2つの郵便物にふり分けるではないか。✖️✖️円は合計で用意していたので、振り分け出来ない切手が残ってしまった。要するに切手は1つの郵便物で額面合計が満つるまでしか使えない。もしどうしても持っていった2通分の切手で料金を払いたいならば、手数料を払って切手を交換して貼って下さいと言われた。やむなく差額を現金で払った。

 切手は郵便料金を払う為の商品券の様なものだと理解していたので、複数郵便物の合計料金も当然払えると思い込んでいた。無知でした。確かに切手で渡されてしまうと管理が出来ないし、規則上そうなっているんだろうから仕方がないか。

 この秋、郵便料金が上がるとアナウンスされている。それまでに端数の切手を整理したいが、最終的には手数料と差額払って交換になるのかな。ちょっと悩ましい。もっとも、前に比べて郵便を出すことも減ったし、切手や葉書の買い置きがある方も少ないのかもしれない。我ながらこんなチマチマしたことで悩むのは細かいやつだなあと思うが。

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