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クラウド小国ニッポン

 日経の見出しを見てまたショックを受けた。IT投資におけるクラウド投資費率が2021年で北米14.4%、欧州9.7%、中国6.4%なのに日本は4.3%であり、クラウド導入が進んでいないとの話。

 日本でクラウドが進まない要因は、個別仕様のシステムに頼る部分が多いこと、社内にIT人材が少ないこと、会社内でも事業部門毎にシステムが独自仕様である場合もあること等をあげている。予想以上に日本は後れを取っているのかもしれない。

 何となくクラウドサービスが怖い(社外流出の危険?)という気持ちはわかるが、いつまでも組織の独自システムに頼るのは危険だと思う。メインテナンス費用の累積とメインテナンス人材の高齢化が企業の首を絞めることになるからだ。市場にIT人材が少ないなら尚更だ。

 それからIT人材の不足だが、毎年毎年話題となるが、国として育成は進んでいるんだろうか?不安です。日本のITの将来どうなるんだろう?



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