【考察】なんでこんな時に！？はなぜ起こる？

どうも、charです。

議会襲撃、トランプ大統領の弾糾裁判など、落ち着かないアメリカです。今週末から来週半ばまで、全米各地で武装デモの可能性があるとか。とにかく物騒…。

LAではコロナのワクチン接種対象が65歳以上の人まで広げられると報道がありましたが、実際は来月から。SNSなどで情報が錯綜し、接種会場に来ちゃう人もいて混乱しているみたいです。
ちなみに私の年齢だと5月以降とか…。本当に終息に向かうのかしら。LAに引っ越したら行きたかったところ上位のドジャースタジアムやディズニーランドが、まさかワクチン接種会場になるとはねー。

身近なところでもいろいろあり、先日、道路を挟んだ向かいのアパートの一室で火災。さらにその数日後にも早朝からヘリがうるさいと思ったら、家から歩いてすぐのビーチ沿いの建物で火災。なんなの、このカオス…。
乾いた高温の強風、サンタアナ・ウィンドの時期なので、火事にはご注意。

＊　＊　＊　＊

前置きが長くなりましたが、大事な何かがあるときに限って普段はないトラブルに遭遇することって、ないですか。

もう、なんでっ！？今っ！？？って思うやつ。

まぁ平たく言えば、それはただの偶然であって、なんでもない時に遭遇したら大したダメージもなく「も〜…」くらいのテンションで流せることが、余裕がない時にたまたま遭遇すると余計に大事に感じて記憶に残る、それだけだと思うんですよね。

とはいえ、本当に狙ったように最悪のトラブルを最悪のタイミングで引き当てる人、いません？

私は１人知ってます。私の夫。

火事騒ぎもあってちょっとザワザワした先日の朝、夫が「ネットがつながらないんだけど！？」と言ってきました。スマホを見てみると、確かにどのサイトにもつながらない。

その日は午後から、とってもと〜っても大事なオンラインプレゼンを控えた夫は（平静を装いながらも）プチパニック。そしてなぜだかスマホの回線ですら通信がめちゃくちゃ遅く、メールすらろくに受信できない。誰かに助けを求めようにもなんともできない八方塞がり状態です。

どうでもいいですが見出し写真は先日、Palos Verdesで撮ったもの。荒波がこの時の夫の心情を表しているようで採用しました（笑）

どうもアパート全体でネットワークが落ちているようで、ケビンやらなんやらいろんな人のiPhoneがWi-Fi一覧に現れだす…。みんなが一斉にテザリングに切り替えたからスマホまで遅くなったのかも。これはとってもまずい状況。

いつになるか読めないネットワーク復旧を待つのは、その日に限ってはリスキーすぎる。というか、これぞ、なんで今！？
（実は以前にも一度ネットが落ちたことがあり、その時は早朝からつながらない状態で復旧は午後でした。）

ただでさえ英語のプレゼンでいっぱいいっぱいの夫。余裕ゼロ状態の彼を刺激しないように、かといって他人事に聞こえないように、絶妙な塩梅のテンションでの受け答えが求められる私。とりあえずお昼なので片手間で食べられるおにぎりを与えて落ち着かせつつ、オフィスへ出社の方向で可能性を探り始めます。

コロナ禍なので出社は許可制、しかし連絡手段が断たれた状況で時間も過ぎていく。

夫を車の後部座席に乗せ、オフィスへ向かいます。所々で路駐しながら、まともにケータイが繋がるところを探し、やっとの思いでテザリング開始、なんとか出社許可を得ることに成功。

夫をオフィスに落としてからも、忘れ物など何かあってはいけないのでしばらく近くで待機し、「大丈夫」の連絡を受けてやっと帰宅しました。

まぁ、予想通りではあったのですが、帰宅したら、復旧してたよね…。結果的には大人しく家で待ってても大丈夫だったわけだけど、オフィスのほうが回線も安定してるだろうし、突然の呼び鈴もないし、落ち着くんではないだろうか。次回から何か大事なイベントの際は、最初から出社方向で調整してもらうようにお願いしました。

で、そんな私も巻き込んでの騒動だったわけですが、蓋を開けてみれば、（実はもう一波乱あったらしいですが）、夫は無事に乗り切ったわけです。

経験上トラブルって、割とこんなふうになんだかんだ乗り切れちゃうことが多い。火事場の馬鹿力ではないですが、人間、追い詰められると本領を発揮できるものな気がします。その積み重ねで鍛えられて、大抵のことには動じなくなっていく。

何とか出来なかった場合も、それはそれで自分の（その時点での）能力の限界が知れるというもの。自分に何が足りなかったのか、失敗から学ぶこともある。

引きが強い人は、きっともっと強く成長できる機会が与えられている、ある意味選ばれし者なんではないでしょうか。

がんばって強くなってね、夫。
（もはや夫の扱いが完全にお母さん視点）

ま、次回からは是非とも、私を巻き込まないところでやって欲しいものです。