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春の野草で草堆肥を積んだらば 7

草堆肥醸成中に、突然降ってきた謎の指令。
「ふたりともさっさとキノコ液作ってふりまけっ!」

草たちの発酵がだいぶ進んだため、次の段階では、発酵が遅い木質の材料たちをキノコ菌の力を借りて分解を進めよう、ということのようです。キノコは木の子なので。

これまで大変な辛抱を重ねて、コメントと記事だけで草堆肥の作り方を指南して下さったannonさん。もちろん(多分)本当に怒ってしまったわけではなく、飴と鞭を使い分けているわけです。

途中でうずまきさんと私が挫折しないように誘導していくのは、さぞ大変だったろうと思います。ありがとうございます、annonさん。

ということで、3日前に、ぶなしめじとエノキの石突を細かく切って混ぜたキノコ液を、2つの土嚢袋の中に回しかけました。

翌日は、見た目に変化なし。
発熱はまだ続いていて、おだやかな温かさが、手に伝わってきます。
袋の中にはキノコの匂いが充満していて、羽虫まで寄ってきています。キノコは生えていなくても、キノコの菌たちが活動していそうな雰囲気を感じます。

一日おいて昨日。
発熱はどうやらおさまったようで、羽虫もいなくなりました。
そして今朝。
羽虫のかわりになぜか小さな蟻たちが袋の上を這い回っていました。なぜ蟻が?

昨日から昨日にかけてはキノコの匂いが消え、袋の中はこんな状況になりました。

どちらの袋にも、何かが育ち始めています。
期待していたキノコではなく、草に混ざっていた根が発芽したようです。

2袋同時に同じ状態になったのは、キノコ液で栄養が補給されたからなのか、それとも草堆肥の醸成が進んで、発芽しやすい環境が整ったからなのか。

毎日状態が変わっていく草堆肥。雨季に入るとさらにどう変化するのか。ワクワクが止まりません。

新しい堆肥を仕込みたくなってきました。
ご近所さんの誰か、草むしりをさせてくれないかな。

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