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子どものワガママにイラッとしてない?


1)子どもに「ダメ」だめ言ってる自分に気づいている?

子どもに注意が続くときに、自分が子どもに何を注意しているのか
振り返ってみてほしい。

私が気づいたのは、
子どもがしたいこと、例えば一緒にゲームしたいとか
おもちゃが欲しいとかいう時に、

子どもが勉強をしていないとか、ご飯ちゃんと食べてないからとか
直接関係のない欲求に対して

条件をつけてダメダメ言っているということにあるとき気がついた。

これをしなければ、ご褒美的なことはしちゃだめ、
それが当時の私は正しいことだと思っていたし、

余力もないので、考えることもなしに
ダメなものはだめ!
親の特権で叱れば封じることができた。

でも、
待てよ。と

これ、本当に子育てでいい方法なのかな、
そもそもなんで私はダメだと言っているのかを

心のゆとりができたので考えてみた。


2)本当にダメ??

ゲームしちゃだめ、
お菓子を食べちゃダメ、
勉強せずにおもちゃで遊んだらだめ。

ダメダメ言ってるけど、本当にダメなのか考えたことがある人っているのかな?


勉強したらゲームって

一見正しいよね。
私も、それしかない!とすら思っていたけど、
それってどうなんだろう。

そもそも、子どもに何かを強いるってのは
親の側に何かあるぞ、と
疲れきった心理師の私が考えるのはだいぶ遅かったのだけど、

考えればすぐにわかった。
単なる親のエゴ。
もう少し丁寧にいうと、

親自身が満たされていない。
私、こんなに我慢してるのに、あんたらなんなの?
勉強くらいしてから物申せ!
というような態度。

今考えるとめちゃひどい!


自分が何したいかも分かんなくなっているような親が
子どものしたいことを奪う権利なんてないんだよね。

子どもは遊びたいし、勉強より優先したいことが山ほどある。

それを心がスカスカになった親は許せないだけなんだよね。
単純に羨ましいのに、その心に蓋をしている。

あなたのためだから!とか
勉強は役に立つよ、とか言って、

今しかできないこと、今興味があってワクワクすることを
すぐに難癖つけて取り上げようとする。

そんなママに私もなっていました。

ママ自身が我慢しすぎ
自分がしたいことを即座に答えられないのは
蓋をしているから。
何もないなんて、疲れすぎて余白がないことで起きている現象。

それに気づけないからこそ、
親の立場を利用して、子どもにまで禁止令を出す。最悪。

なんてことをしているんだ、私。

疲れて余白がないと誰でも陥る。

そして、もっとひどいのは、

私がこんなに我慢しているんだから、あなたたちを許さない!なんて
恐ろしすぎる勘違い。

自分と子どもの人生を重ねすぎだし、
自分がそうだからといって、子どもに我慢させたり
取り上げたりする必要も本当はない。

だけど、ついしてしまう!
いい親を気取って。

3)何を我慢しているの?

みんな気づいていない。

自分が何を我慢しているのか。

考えてもみない。

それは、なぜか。
苦しくなるから。

みない方が楽だから、私たちは、自分のしたいことに目を向けず、
自己犠牲で子どもを育てる。

それが美しいものと勘違いしてきた。


例えば、家事をしたくないのなら、
夫に相談して
夫もしたくないのなら押し付けるのは違う。

イヤイヤやるなら、好きでしてくれる人に快く頼みたい!
仕事って本来そうやって生まれてきたものだと思う。
自分が嫌なことを誰かに任せることで
その人の生きがいや仕事まで生み出す!

そう考えたら、自分や家族だけでできなくてもいいかな
と思える。


孫のワガママが許せない私の母。
その言動からも、やはり我慢を強いてきた過去がある。
自分が満たされていないからそうなる。

子育てでも、夫婦関係でも、仕事でも
人生において「自分が満ちている」状態でいかに暮らせるかが大事。

自分を満たすことができて、子育ても夫婦関係も、仕事関係も相手のことを思えるようになる。

自己犠牲に成り立つ、「子どものため」「あなたのため」は
呪いの言葉にすら感じる。

本当は、自分が満たされていないことに早く気づいて
自分が何に喜びを感じるのか、
本当は何をしたかったのか
今何をしたいのか

そこに向き合って生きていくことで
少しずつ相手のことも許容できるようになる。

ダメダメ批判してしまう人、
自分の余力足りてません。

自分にOKを出せるからこそ、
子どもにもパートナーにもOKをだせ
本当の意味で応援できる!

これからも、そこを目指していきたい!

子どもを叱るダメダメ星人が現れたら、
何か我慢してるんだろうな〜と

温かい目で見守りましょう★

自分で気がついたら、
今したくないことの手を止めて、
したいことを5分でも先に取り組んでみましょう!

あなたが笑顔でいると、
子どもも夫も幸せに暮らせます。

強いることが子育てではない。
自分を緩めることに徹して
誰もがOKな状態を作っていきたいものです!


臨床心理士もりしほ🕊



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