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オーガニックを名乗る商品が増えてきたからこそ必要な知識

近年、日本ではオーガニックブームがきています。スーパーやコンビニでもオーガニックを謳った商品が多く陳列されていますし、消費者もオーガニックに対する興味関心が高いですね。

僕自身も健康にはずっと意識し続けており、身体に害がありそうなものを摂取するとよりかは、値段が高価になっても良いものを使用したいと思っています。

オーガニックについて始めて知ったのですが、オーガニック食品オーガニックコスメで基準が全然違うということです!
これを知っているかどうかで、健康投資している方にとって選択が変わると思います。

■ オーガニック食品には有機JASマーク

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日本の有機農産物・有機加工食品・有機畜産物・有機肥料においては、登録認証機関の検査による有機JAS認証が必ず必要となります。

【有機JASマーク】を取得した農産物のみが「有機○○」「オーガニック○○」等の表示を許され、仮に「オーガニック」とか「有機」などの表記があるにも関わらず、それが有機農産物等でないとすると、それは法律違反となります。

オーガニック食品を選ぶ際は、この有機JASマークが付いているかどうかで判断することができます。

■ オーガニックコスメはECOCERT(エコサート)、JOCA推奨品マーク

化粧品もオーガニックのものが最近流行っています。しかし、食品とは異なり、化粧品の場合は特に認証を得なくてもオーガニックと謳えるそうです。

そのため、消費者に向けて信用できる成分を証明するためのさまざまな認証機関が存在します。それが、ECOCERT(エコサート)JOCA推奨品マークです。

①、ECOCERT(エコサート)

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「エコサート」はフランスの国際有機認証機関ですが、オーガニックコスメ認証の世界シェア75%を誇っており、世界基準のスタンダードとなっています。そのため、オーガニックコスメに注目していると、このマークを見かけることは多いと思います。

主な基準には、
・完成品の95%以上が天然由来である
・植物原料の95%以上がオーガニック原料である
・化学原料は完成品の5%未満である
などがあります。

また、エコサートを含む5つの認証機関が合同で策定している「COSMOS基準」というものもあります。コスモス基準には2つあり、また別日で紹介します。

②、JOCA推奨品マーク

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「JOCA推奨品マーク」は、日本オーガニックコスメ協会が認定しているマークです。

完成品が、天然成分100%で製造されていること」などをはじめ、基本原料について、また製造方法について厳しい基準が設けられています。

その他には以下の基準があります。

・石油と石油由来合成成分を使っていないこと
・植物、粘土、鉱石類のように、自然界の中で生まれ、循環することができ、自然のバランスを壊す懸念のない原料であること
・石鹸のように、長年にわたって使われてきて、環境や肌に対して、無害であることがわかっている原料であること

ここまでこだわって認証を取得するブランドとそうじゃないブランドが混在しているのが怖いですね。単にオーガニックを謳ってる化粧品だけで惹かれるのではなく、ちゃんと認証まで把握する必要があります。

■ 商品を選ぶときは認証マークに注目します

お金も時間もかけて健康や美を追求する方々にとっては、この知識が大切になってくるかと思います。

もちろん、どのブランドもこだわりのある商品には違いはないとは思いますが、どうせ選ぶならちゃんと認証されているモノがいいなと感じました。

人は見た目が100%と言われるように、いつまでも若々しく健康的で仕事をするためにも、口に入れるモノ、身体につけるものは注意したいです。

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