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なんで今?と言わずに聞いてほしい。和樂webのTwitterアカウントを新設した理由

いつも突然ですが、今回は本当に突然です。9400フォロワーいる雑誌との共同アカウント@warakumagazine から和樂webだけで独立して@warakuweb を開設しました。7月16日に思い立ち、7月19日に運用スタートしました。なぜ2つに分けるのか?どんなふうに決定したのか?これをすることで何が解決するのか? 全てをできるだけオープンにして、みんなでつくっていく方針のwebメディアなので「何を今さらTwitterのアカウントを...」なんて言わず、そっと読んでいただけたら幸いです🙏

和樂のTwitter、どう運用していた?

和樂のTwitterアカウント@warakumagazine がスタートしたのは、2010年。雑誌webにまつわる情報を発信してきました。

【投稿ルール】
定型文や投稿時間、テーマなど...基本ルールなし
■複数スタッフが投稿の文末に名前をつけて投稿する「ほぼ日さん形式
■KPIはwebサイトへの誘導数とフォロワー数

その結果、ミュシャと長嶋茂雄が同居する世界が生まれることに...(これはこれでカオスで好きだけど)

和樂のTwitterが抱えていた問題は?

17日(水)昼ごはんを食べながら高木さんと私(鳩)でTwitterの問題をお話ししました。

■登場人物が多すぎて初見の人がわかりづらい
6名(高木さん+とまこさん+きむらさん+こぱ子さん+さいころさん+雑誌編集長の84さん)が、それぞれ好きなタイミングで全く違ったフォーマットで投稿していたため、超カオス。
■情報が混在していてわかりづらい
投稿するネタも、雑誌の付録・西洋美術・webの過去記事・新しい記事・日本美術・編集・妖怪カード・浮世絵・マンホール・歌舞伎・プロレス・棺...といった具合に、テーマもレベル感もバラバラ。
■フォロワーの大半がアートクラスタ
Twitterフォロワーの多くは雑誌「和樂」の昔からのファンやそれに近しい属性の人たちのため、日本美術や西洋美術に興味のある人たちがほとんど。一方、和樂webの記事は神話や妖怪、戦国時代、城、火縄銃、縄文時代など...多様なテーマがあります。なのでフォロワーのニーズとwebからのアウトプットに大きな乖離がありました。
(現にwebサイトへの誘導数はFacebookに比べると非常に少ない)

また、和樂webへ訪れる人の約50%が検索エンジンから、約50%がSNSやダイレクトなどで訪れています。検索エンジンやダイレクトの流入で「和樂web」を指名してくれる人がどれくらいいるかというと...まだ始めたばかりのwebメディアということを差し引いても悲しいくらい少ない。外部配信などで訪れる人を増やす施策はもちろんですが、そもそも媒体としての認知度を上げることとファンづくりに、今は注力すべく、まずはTwitterを改善しようという話になりました。

Slackで #Twitterどうする問題 をつくり議論してみた

17日(水)14:55〜 その課題感を編集部でクローズドに議論するだけでなく、Slackにつくったチャンネル(期間限定)で、ライターさんたちを巻き込んで、話し合うことにしました。

(以下やりとりの一部。名前ははずしています)

いろんな意見を集めながら、考えたことは...

■アカウントは雑誌とwebで分ける。
■それぞれ明確なコンセプトのもと一貫した情報発信をする。
■最初はフォロワー数を指標にする。

...というわけで、1週間後のミーティングで今後の計画でも話そうと思いきや、19日の昼に、高木さんの一声あって、Twitterアカウントを新設しました。できたてホヤホヤのアカウントがこちらです。

https://twitter.com/warakuweb

ふつうのIT企業だったら、マーケティングの戦略をあーだこーだと計画を立てるのに数日+予算とるのに数日+どこの会社に頼むか運用会社を考える...と実際に動き出すまでに数週間を要するのに、和樂webではまずは自分たちでチャレンジしてみる、ダメだったらやりかたを考えるというスタンスがあって、とても気持ちがよく新鮮です(鳩はもともとIT企業に勤めていたため驚きを隠せませんでした)。不安とワクワク半々です。

和樂webの入り口を @warakuweb へ

和樂webは「日本文化の入り口マガジン」として、ややこしく見える日本文化の世界へ一歩踏み入れたくなる記事を、毎日発信しています。多種多様なテーマの記事をみつけてもらうための入り口... つまり入り口の入り口となる場所が、これからの和樂webのTwitterにおける役割だと思っています。

@warakuwebの運用ルールなど(仮まとめ)

■記事のタイトルやアイキャッチ画像=Twitterの投稿文になる認識で編集・チェック。
■複数人運用だけど基本フォーマットは「記事のタイトル+ライター名」
■noteなど裏側の話もツイッターで周知(クリエイティブや編集、ライター、商品企画に興味を持ってくれる人にもリーチするため)。
■KPIはwebサイトへの誘導数とフォロワー数かな?
■雑誌関連は全て @warakumagazine へ。

あれこれやりながら、改善していくことになりそうです。


というわけで、ぜひ @warakuweb フォローしてみてください🙇‍♀️



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