見出し画像

1.2 sut みんなギャグになれ

 すべてギャグにしていかなければいけない。いけないことはないが、なるべくそうしていたいと思う。ギャグにならないことは人に言えないことだ。
 思い詰めていることを人に話してみると、案外面白い話だなと思い直すことがある。言えないままだと思い詰め続ける。人に伝えようとする過程で、出来事と自分の距離がちゃんと取れるのかな。色んな悩みをただの一つのエピソードに過ぎないものにして消化していきたい。
 逆に、消化すると言っても忘れたくはないと思う。本当になかったことにしたいなら消化なんかしない。即刻摘出したい。
 だからギャグ。なんというかボケではなく、愛おしい一つのシークエンス。必要はないけどあると嬉しいみたいな、そういう連続が人生であってほしい。

 年明け、死別(またはそれに近い状態)や結婚の話題が身の回りで結構あった。どちらの当事者からも「実感がない」という言葉を聞いて、実感。ほんの少し考え込む。もっと小さな出来事にも私たちは実感を持って生きているんだろうか。喜びや悲しみ、焦り、怒り、愛しさ、それは毎日たくさんあるけど、何の実感、と思うとよく分からない気もする。なんでだろう。時間は過ぎていくからだろうか。まさに今の自分の状態以外に私は実感がわかない。みなさんはどうですか。今言ったことは、ネガティブな意味でもその逆でもなくて、そういうものでいいと思って過ごしています。

 星野源のCrazy Crazy。聴くと生きているなと思う。逃げ恥のスペシャルを見て思い出しました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?