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東スポ時代

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ルーキー石橋安孝
【陸上競技部】
24W×16L
【見出し】
偉大な先輩をこえたい
【本文】
 初の箱根路に臨む石橋安孝(体1)には大きな目標がある。「ずっと目標にしている早川さん(=翼・12年度卒・トヨタ自動車)をこえたい」――。
早川選手は、1万㍍28分25秒の記録を持ち、箱根駅伝では1年生で3区区間6位の好成績を残している。美方高の先輩でもあり、憧れも強い。「早川さんは箱根でもいい結果を残している。負けないくらいの成績を残したい」と意気込みを語る。
 石橋は9月の日本体育大長距離競技会1万㍍で自身初の28分台をマークすると、10月の箱根駅伝予選会では、チーム3番手となる1時間00分13秒でゴール。着実に経験と実力を積み重ねている。  
「レース本番では、必ず結果を残す自信がある。普段通りの走りをしたい」。偉大な先輩をこえる第一歩となるか。絶好調ルーキーが箱根路を駆け抜ける。
(鈴木遥)

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 これは大学入学当初、大学スポーツ編集部時代に初めてクローズアップ企画を任せてもらった時の記事である。たった400字足らずの極小記事だったが、校了し納品され、手元に自分の「作品」が辿り着いた瞬間を今でも鮮明に記憶している。緊張に声震わせながら石橋くんに取材し、何日もかけて初校を書いた。間違いなく今の自分の原点の一つと言える。懐かしい・・・。

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