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カウンセリングと診察の記録(11/14)

文章ぐちゃぐちゃですみません。
例え話が展開しますが、今日は自分にとって大事な話をしたと思います。

『どうでした?』
「今週は、頭痛がひどい日が何日かあったんですが、気持ちは落ち着いて過ごせていたと思います。恋人のことで思い悩む時間が減ったので、ドラマとか映画見たり、復職のことについて考えたり…」

『もともと頭痛持ち?』
「そんなにひどい方じゃないですけど、たまに」
『そういうときって、つらくて仕事休んだりしてました?』
「仕事は、結構無理しちゃって…薬飲んでしんどくても仕事したりしてました。」
『それは結構つらいですよね。』

『ドラマは?なにか面白いのはありました?』
「オレンジデイズって、耳の聞こえない女性の」
『わかりますわかります!』
「主題歌がMr.Childrenで、恋人がMr.Children好きだったので聴いたら落ち込むかなっておもったんですけど、そんなことはなく楽しめました。」
『そうなんですね!いい意味で、なんかもう気にならなくなってきてる感じですかね。』

恋人だった彼のことについては、正直、思い悩む時間は減ったし、もう、これ以上はないと思う。けど、心の片隅で捨てきれない気持ちがあるのも事実ではあります。なんていうか、残り香というか、愛おしさの残骸みたいなもの。

「…そうですね、作中で手話使っているのを見て、指文字だけでも覚えようかなって思って、一覧が書いてある下敷き買いました。笑」
『いいですね!興味が持てるものが出てきて、エネルギーが溜まっているようなかんじですね。映画とかってすごくエネルギー必要な感じがしますけど、それも大丈夫?』
「どうしても、仕事頑張る的なものとか、犯罪を取り上げてるシリアスなものは見られなくて、コメディとかラブストーリーとか、ヒーローものとかに絞って見てます。」
『そうなんですね!それは選択ができてきていいですね。』

『先週、自分のことについてと、過去の出来事について整理したいって仰ってましたけど、変わらず?』
「そうですね。今の自分にとって何が必要なのかっていうのがふわっとしていて…でも、自分のことと過去の出来事については考える必要があるのかなって思っています。」
『そうしましょうか。なにか考えたことありますか?』

「その…過去の出来事について、この1週間思い出すことがなかったんです。なんだか、やっぱりどこか現実的に思えなかったり感情が湧いてこない感じがして…。」
『思い出さないときは、無理に思い出さなくてもいいんじゃないかなと思います。なんかいま、いい感じに瘡蓋になってきているところで、無理に剥がして血が出てしまっても、あんまり効果はないんじゃないかなって思いますけど…』

「いつか感情がふっと湧いてくるようになったとき、たぶん相手への怒りや憎しみより、自分への嫌悪とか自責みたいなところが強く出てくるんじゃないかなとか思ったり…
あと、街中で同じ年代の同じ背格好の人を見るとすごく怖くなってしまったりして…復職したら、その同じ年代の上司とかと仕事しなきゃならなくて…不安なんです。」
『街中でそういった人たちを見たときってどうしてます?』
「相手の顔よく見て、違うひとだってのを確認してます。」
『そうすると落ち着きます?』
「落ち着かないので、確認してから、水飲んだりして、他のことに気を紛らわして落ち着かせてます。」
『そうなんですね!それはよく対処できてますね。その対処方法でいいと思います。あとは、それの積み重ねかな。』

「そうですね…」
『よく対処できていると思いますよ。〜〜さんは、対処できるチカラがあると思います。なので、無理に掘り返さなくて大丈夫だとは思うけど』

『それじゃ足りない感じなのかな?〜〜さんの中で、向き合わなきゃならないものだって思っている?』

「過去の出来事は、自分の中でもなんだか得体の知れないもののような感じで、不安なんです。」
『以前、過去のことを整理したときとは、また別のなにか得体の知れないものがある感じですか?』
「そうですね。」
『なんか、他の例え方ありますか?色とか形とか…』

「…ゴキブリホイホイですかね。なかの汚くて気持ち悪いものとは分かるんだけど中身が確認できないというか…ゴキブリが入っている事実は分かるんだけど、開けられないみたいな感じです。」
『なるほど!それがいつまでも部屋の中にある感じですかね。それは嫌ですよね。でも、それって見なきゃいけない?そのまま捨ててもいいんじゃないですか?』

「たしかに…けど、その部屋の中にはまだゴキブリがいるかも知れないじゃないですか。ゴキブリホイホイを見て、1匹でも減っていることを確認しておきたいのかも…」
「何匹いるか、そもそも居るかどうかも分からないけど、いつかまたふっと姿を現すんじゃないかってのが、不安なんだと思います。」

『なるほど、それは不安ですよね。そしたら、今あるゴキブリホイホイを開けて確認するんじゃなくて、新しくゴキブリホイホイを設置するのはどうです?今あるやつは捨てて!それか、コンバット!あの姿見ないで駆除できるやつ置くのはどうでしょう?』

「コンバット置けるのが1番いいと思います。ゴキブリホイホイだと、出てくる不安は消えないので…コンバットなら、見なくて済むので」
『じゃあ、コンバット置きましょう!』

「けど、自分の中にコンバットになれるものが見つからなくて…」
『なるほど!じゃあ、コンバット作っていきましょうか。』
「そうですね…でもどうやって」
『それがこの前話したもうひとつ、自分について知っていくことがコンバットになるんじゃないかと思います。』

このあたりで時間でした。
ゴキブリホイホイの例えはすごくうまく表現できたと思います。コンバットが出てきた時に、なるほどこれかと思いました。

また頑張って生きていこうと思えるための、今の自分に必要なものがふわっとしていると思っていました。踏み出すだの、あと一歩が掴めないというか…。
それが、なんて言うんでしょう…。また頑張れるための、折れないひとつの道具とか自信や安心のんかを必要としていたんだなって、なんとなく思いました。

必要なのは、コンバットなのかもしれません。

ゴキブリだのコンバットだの、なんだそれなに言ってるんだって感じですが、自分の中ではなんだかしっくりきました。


以下、診察

『どうでした〜?』
「気分が落ち着いて、復職を考える余裕が少し出てきました。」

睡眠が、薬がないと寝られない日がずっと続いているので、睡眠について詳しく相談してきました。

「午前中だるくて、一度起きられてもまた寝てしまうんですが、無理して起きてたほうがいいんでしょうか?」
『ふかリズムがずれちゃってると戻すのが大変だから、気をつけなきゃいけないですけどね〜。あんまり長い時間とかじゃなくて、こまめに取るのがいいと思いますよ。』

来週は病院がおやすみなので、再来週、診察とカウンセリングです。

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