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診察とカウンセリングの記録(6/4)

診察からです。

『どうでした?』
「落ち着いて、過ごせてました。」

「会社から職場復帰訓練の環境が整ったから、いつ開始しても大丈夫だって連絡がありました。」
『そしたら、復帰訓練可能って診断書出しますね。』

主治医の先生から、
職場復帰訓練可能との診断書が出ました。


以下、カウンセリングです。

『どうでした?』
「落ち着いて過ごせてました。」
『落ち着いて過ごせるのが多くなってきましたね。色々考えたり思い出したりしても、そこにずっと囚われないでいられるんですね。』

「人事面談で恋人の話してから、恋人のことよく思い出すようになっちゃって…」
『人事面談では結構話したんですかね。』
「人事面談では必要最低限に限って話せたんですけど、そのためにたくさん思い出して、話すこと整理したりしたので…その負担があったのかもしれないです。」

『そうですよね。影響ってその話したときだけじゃないですもんね、そのあと辛くなったりもしますよね。』
「考えちゃってるなって思って、少し落ち着こうと思いました。警察への相談は、話すエネルギーが溜まってから話そうと思います。」
『それはいいですね。言われたからすぐやらなきゃ!じゃなくて、自分で調整出来ているのがいいですね。』

「あと今週、会社から職場復帰訓練の準備が出来たって連絡があって…さっき診察のときに職場復帰訓練可能って診断書も出してもらいました。」
『それが出てみてどうですか?』
「緊張と不安がすごく大きいです。」

『そうなんですね。なにが不安ですか?』
「体調が悪くなるんじゃないかなってのがすごく不安で…今もたまに朝起きて調子悪い日があるので…そういうときどうしたらいいんだろうって」

↓その日のこと↓

『具体的に考えると不安なんですね。』

「先週、都内のほうへ出掛けたんです。特快に乗ったら調子悪くなっちゃって…それで余計不安になってます。」
『調子悪いのはどんな風に?』

「特快降りられないってことと、結構混んでて身動きがとれなくて、それで怖くなってしまって…。気持ち悪くって、呼吸もうまく出来なくなっちゃって…。結局、各駅に乗り換えました。」

『そうなんですね、それは怖かったですね。』

『結構いらっしゃいますからね、電車怖くなってしまうってひと。時間かかるけど、特快じゃなくて各駅で仕事向かうひともいます。』

『んー、対処法でいうと、飴舐めたり、お茶飲んだり、音楽聞いたりして、気を逸らすですかね。』

『いつも不安ですか?』
「不安と緊張が強くなるときと、前向きなときがあります。」
「前向きなときは、とりあえず1日行ってみようって感じで、休職期間でだいぶ自分自身も考え方が変わってきたし、自分のこと大事にしながら仕事できるかなとも思うんです。」

『いまはどっちが強いです?』
「不安のほうが強いです。」
『7対3くらいかな?』
「そうですね。」

『いま、週5日フルタイムで働くことを考えて不安になってますか?まず最初は午前中からとかなので、いきなりそこを目指さなくで大丈夫です。』

『週何日からがいいとか、たとえば7月からにしてほしいとかは、〜〜さんの希望を伝えていいですよ。』

『話しがすぐ進んでいるから〜とか、ここまで準備してくれてるから申し訳ないとか思わずに、職場復帰訓練まだ無理そうだから先延ばしにしたいってなってもいいです。』

『今回の復帰訓練のなかで、絶対に戻らなきゃいけない!も思わなくていいです。だめだったらまた休めばいいです。』

『〜〜さんの気持ちと身体を優先していいです。せっかくここまできたからね、焦らないようにしたいですね。』
「そうですね」

ここの間の話は忘れました。

性被害の話しが入ります。
泣きながら言葉に詰まりながらです。

「電車で出掛けたとき、行先の近くが…」

「…1回目の性被害の、場所から近くて」

『それで余計に体調悪くなっちゃったらのかもね。』

「そうですね。」

「性被害について考えると、やっぱり自分が悪かったのかって思っちゃうんです。」

「当時のことがうまく思い出せなくて、感情がよく分からないからなのかもしれないんですけど…嫌な出来事だったと自信を持てないというか…」

「自分がしたくないことだったと思うけど、本当はそうじゃなかったのか?とか…すごく自分に不信感を抱いてしまうんです。でもしたいなんて気持ちは、いままでの記憶どこを遡っても、カケラも見つからないんです。」

「たまに思い出してしまったり、性被害やセクハラ関係のニュースとかは見れなかったり、似た背格好のひとがいると一気に緊張してしまったりします。」

「…そういうのはあるんですけど、でも頻繁じゃなくて…考えることも思い出すことも減って、自分で過去のことを忘れてきているのかなと思うんです。」

「でもそうすると、忘れられる程度の出来事だったのかって思って、自分はそんなにショックな出来事なんかじゃなかったんじゃないの?って思ったりして…」

「自分に対する不信感が拭えない」

『まず、忘れてしまうからショックな出来じゃなかったってことはありません。人間が生きていくために、日々新しいことを考え受け入れていくなかで、過去のことを忘れていくのは当然のことです。』

『嫌なことだったと思うけど、感情が湧かないこととか色々考えると、自分に対して不信感を持ってしまうのかな?嫌なことだったって思ったってところでそれ以上は考えなくても…』

『忘れるって整理がついてきてることかもしれないです。それは絶対にそうとは言ってあげられないんだけど、問題の整理がついてほしいとは思っているけど、本当に整理をつけてしまっていいのか?って思ってるかんじかな?』

「嫌なことだったって、自分自身で自信が持ちきれないんです。」

「自分でもそのときのことが、よく分からなくて…あれはいったいなんだったんだろうって感じなんです。」

「自分のなかでは、まだ整理がぜんぜんついてない感じで…」

「性被害のもやもやを置いておこうって思ったんですけど、全然良くなっている感じがなくて…思い出す回数は減ったけど、思い出したときの強さみたいなものは全然変わらなくて、ただただ臭いものに蓋をしているような感じがするんです。

この辺で時間でした。

『そしたら今日はもう時間がないので次回になっちゃうんですけど』

『来週〜〜さんが、性被害のことを振り返りたいって思ったら話ししましょう。もちろんやっぱり話したくないなってなっても大丈夫です。まだ置いておこうって思ってても大丈夫です。話すか話さないかは自分で決めていいことです。』


振り返っていまの気持ちです。
ぐちゃぐちゃの殴り書きです。

まず仕事のことなんですけど、職場復帰訓練の話が思っていたよりもとんとん拍子で進んでしまっているような気がしています。

ちょっと自分の気持ちが置いてけぼりになっている気がします。このまま流れていきそうで怖い。

職場復帰訓練自体は、そろそろしたいです。

でも、思ってたよりも流れがはやくて、いきなり動き出すのか…と不安になっています。

それと職場が準備してくれてるから、
はやく実施しなきゃなんて思っていました。

カウンセリングで週5フルタイムを想定して不安になってないか?と言われて、まさにそれもそうだと思いました。

週1.2日、半日からとかならしてみてもいい。
来週、再来週のうちにすぐとかは嫌だな。

職場復帰訓練したら復帰しなきゃと思ってませんか?だめだったらまた休んでいいんです。

ってカウンセリングのときに言われて、
ちょっと安心しました。

職場復帰訓練のハードルを、
自分自身で高く高く設定してたかもしれません。

自分を大事に!
ってのをさっそく疎かにしてしまいました。

いつからがいいんだろう。
いつからなら、自分がいいんだろう。

ちょっと自分の気持ちを確認したいです。

昨日診断書貰いましたが、
職場への連絡は今日か明日にします。


そして、性被害についてです。
話す負担も記録する負担もとても重いです。

カウンセリングで泣きながら言葉につまりながら話ししました。note記録しているときも、性被害のパートは泣きながら記録しています。

ここしばらくずっと、考えてます。
なにがもやもやしていることなのか…?

性被害が嫌な出来事として分類しきれておらず、
あれはいったいなんだったんだろうって思いと、
自分に対する不信感みたいなものが強いです。

性被害関連のこと、うまく言葉にできません。
頭のなかの状態に当てはまる言葉がなかなか見つかりません。

こういった体験から、
どうやって整理をつけているのでしょう。

思い出したくない気持ちもあれど、
一度思い出そうとしてみてもいいのか?

わかりません、わかりませんね。

来週話せたら、話したいと思ったら、
話さないかもしれないけど、

自分がどうしたいか、ちょっと考えます。

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