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カウンセリングと診察の記録(1/30)

診察はいつもと変わりませんでした。

『どうですか?』
「すごく落ち込むことはなかったんですが、外に出たりとかはあまりできなくて、すこし調子が悪い日が続いているのかなと思います。」

睡眠が、ベルソムラ飲まなくても中途覚醒が減ってきたので、そこは進歩かなと思っています。


以下、カウンセリングです。
『どうでした〜』
「すごく落ち込むことはなかったけど、あまり調子良く過ごせませんでした。」

『調子が悪いってのはどんなかんじで?』
「なかなか外出られなくて…」
『外が怖い?それとも、億劫な感じ?』
「億劫な感じですかね。外出の準備は出来るんですけど、外に出るとなると身体が動かなくて…」
『そうなんですね。そしたら、ちょっと外に出るのは控えましょう。準備したのに出られなかった〜って思っちゃうのかと思うので、今は身体の状態に従ったほうがいいと思います。』


『なにか考えたりとかは?』
「過去のことについてしばらく置いておこうと思っていたんですけど、それがかえってストレスになっているのかもしれなくて…歯を食いしばってしまうことが多くなりました。」

『先週仰ってましたよね。それがストレスになってるって思うのはどうして?』
「変わったことって、過去のもやもやを置いておこうと思うようになったことと、ドラムの練習はじめたことで…ドラムの練習が食いしばりに繋がっているとは思えなくて…」

『たしかにそうですね。置いておくって、大きな変化だったと思うんです。食いしばりって反応ではあるけれど、変化に対して反応しているだけなのかストレスになって食いしばっているのかは、わからないです。』

『やっぱり納得できない気持ちがありますか?』
「そうですね、やっぱり考えてはしまって…過去の出来事への自分のなかでの捉え方とか、もやもやした気持ちっていうのは、ずっとあって、不快ではあって…」

『過去の出来事への新たに捉え直さなきゃならないってのもないかと思いますよ。嫌なことは嫌なことで、怒ってたりするのは当然なので。』

「過去の出来事ってのが、自分でもぐちゃぐちゃで…。どうしても現実にあったことだと思い切れなくて、過去の出来事の相手と、学生時代尊敬していた人と、同じひとだとかも思えなくて…。私はもっと怒ってていいと思うんですけど、感情も湧いてこなくて…」

「けど、身体の気持ち悪さとか、自分の身体が汚く思えたりもして…」

「自分のなかでぐちゃぐちゃで、嫌な出来事だったって、嫌なことであることに違いはないんですけど、嫌なことだったってところに落とし込めなくて」

『そこまで整理されてない感じですかね。』

『現実のことだったと思い切れてないって認識できているのはいいことで、それって、そう切り離すことで心を守っているんだと思うんです。だから、無理にこじあけようとするのはいいことだとは思えないです。それって自分自身にもすごく負担だと思います。』

『現実だったと思えなかったり、感情が湧かないとか記憶がなかったりするのは、もちろんそれだけショックな出来事だったからだと思うんです。だから今は、物事への捉え方をどうするかよりも傷を癒すほうが先かなと思います。』

「癒すのは」

『ドラムとかインコちゃんとか、自分の心地よいと思える時間を増やして行くことだと思います。』

「そうして過ごしていけば、過去のことは、どうにか解決になるんでしょうか。」

『気にならなくはなっていくと思います。』

「そうですね…やっぱり置いておくのが…」

『置いておくってことについて、今どう思いますか?』

「ちょっと納得はできてない感じがします。」

『なかなか納得出来ないですよね。』


「なんだかここ2ヶ月くらいは、ずっと同じところをぐるぐるしているような気がして…」

『どうにかしたいって強く思って頑張ってきて、停滞する前が、ちょうど理解とかが、ぐんと進んだ時だったと思うんです。恋人のこととかね。』

『皆さんそうです。一直線に上がるように回復が出来たらいいんだけど、実際は上がったり下がったり、横にすすんだりしながら回復していきます。今はちょうど、階段の踊り場にいる感じなんだと思いますよ。』

『最初の頃よりは明らかに良くなってきていて、私からみるとここ数ヶ月でもやっぱり良くなっていると思います。ここまでこられた自分のことを、もっと褒めてあげてもいいと思います。』

ここらへんで時間でした。



ここしばらく、同じところをぐるぐるとしていて、良くなっている感じがしませんでした。元気になるとはどういうことなんでしょう。

過去の出来事を話すときは、自分では大丈夫だと思って話しはじめても、簡単に涙が出て止まらなくなります。

今週はちょっとゆっくりしようと思います。
また来週、診察とカウンセリングです。

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