【本の雑感】「世界一のプロゲーマーがやっている 努力2.0」

本日はプロゲーマーのときどさん(谷口一さん)著作で12/5に出版した、「世界一のプロゲーマーがやっている 努力2.0」の雑感をまとめます。

きっちり著作権を守りながら、きっちり書いていきます。

※読んで内容が分かるような要約メモは著作権ダメみたい。


○著者について

ときど(谷口一) さん。

神奈川県横浜市育ちのプロゲーマー。

麻生中→麻生高→東大理1卒の東大卒。

高校在学中からEVO、闘劇などの大会で活躍。

2008年発売のストリートファイター4シリーズの活躍により、

2011年6月にゲーム周辺機器メーカーMadCatz(MCZ)とスポンサー契約を結び、プロゲーマーに。

2016年3月に契約満了。

2017年1月より、プロeスポーツチーム Echo Foxに加入。

2019年2月に契約満了。

2019年3月にロートZ、OXY、Sony musicと契約。

6月にアケコンメーカーQanbaとも契約。

先述のストリートファイター4でも活躍を続け、

2016年に発売したストリートファイター5シリーズでもEVO2017優勝、CAPCOMCup準優勝、EVO2018準優勝、2019年も各大会に精力的に参加し、優勝や安定してトップ8へ進出しています。

今年のCAPCOMCupも参加を決めています。

最近はメディア露出も多いので、ゲーマー以外の方でも、名前だけ知っている方も多いのでは。

名前の由来はWikipediaにも載っていますが、本書でも軽く触れているので割愛します。

2014年にも新書を出しています。

「情熱」という文言が一部で話題になりました。


○作品について

プロフィールから、そんな素晴らしい成績を残しているときどさんですが、プロゲーマーになり、大きな壁にぶつかっていました。

それに対して、どのように取り組んで行ったのか?を中心にプロでの活動中の気づき、ゲーム以外のエピソードなど盛り沢山です。

昔は「アイスエイジ」と呼ばれる徹底する、冷酷なプレーが多いイメージでしたが、少しずつスタイルが変わっていきます。その根本がこの本に記されています。


○雑感

画面内のみでなく画面外、ゲーム以外の取り組みを一つ一つ紹介。

最強で最良のコンディションでゲームをしたい。
というプロ意識とこだわりを感じた。

これくらいしないと勝てないのか、という気持ち。持とう。プロ意識。

本書では、ときどさん自身が見つけた6つの法則に則り、
それぞれの過去(プロになりたての頃)と現在の考え方を比較。

特に最初の方、負けに関する話やライバルの話はすんなり入ってきた。

私は多くの部分でときどさんの過去の考え方に囚われていることに気付かされた。修正していきたい。

昨年、流行語大賞候補にも入り、日常的にも少しずつ聞くようになった「eスポーツ」。数年昔と比べても、eスポーツ、ゲームに対する考え方は大きく変化している。

その中での勝ち方、進み方が書かれている。
これらは、格ゲー以外のゲームでも応用できる考え方だと思う。

ゲームへの取り組みに関するヒントが欲しい方はオススメ。もちろん単純にときどさんのファンにもオススメ。

メンタルやアウトソーシングなどの考え方も各項目から派生して、他の本などで深く掘り下げていくのも面白い。

アウトソーシングの件なんて、思いもしなかった。全部自分かスポンサー頼りでやるものだと勝手に思ってた。

HNF入りから一年。これからどうなるかはわからないけど、この本をスタート地点にして、進化していきたい。

以上


○余談

余談ですが、最初の法則、漫画のラストイニングに出てくる8勝92敗で甲子園の話とか、四星球の曲、発明倶楽部見たいな考え方だったりするのでかなり好きです。

好きなんだけど、対戦会とかだと意識できない。

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