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もう一人の祖母の話

こんにちわ!ひとみです。

今回もよろしくお願いいたします(*^-^*)

前回は
父方の祖母のことを
書きました。

父方の祖母との
スピリチュアルな体験とか
わたしの原体験。

今回の記事は
お騒がせな
もう一人の祖母の話。

母方の祖母は
「面白い人」でした。

常に人が集まっていて
誰彼となく
家に人が来ていました。

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わたしが小学校の時に
家出したのも
この祖母の家です。

因みにですが、
祖父は婿養子だったので、
このうちはなぜか

「お爺さんの家」ではなく、
「お婆さんの家」でした。

とにかく明るくて
楽しい人でしたが

もう一人の祖母とは違い
スピリチュアルなことには
あまり関心がない人でした。

そうはいっても
お墓参りを欠かすとか
初詣にもいかないとか

そういうことではなくて

そこまで関心がない

そんな感じでした。

この祖母には
子どものころから

例えば入れ歯を外されて
「大きくなったら
 こんな病気になる」

脅されました。

わたしは
歯茎ごと抜けてしまうような
病気があるのかと思い

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本気で怖くなりました(笑)

お節料理の
手伝いをしたり

晩年は
お世話をすることが多かったのですが、

いつも
冗談の絶えない感じでした。

「ばあちゃん、
 病院で友達に会って
 『久しぶり、元気やった?』って

 聞いたらあかんよ?」

「なんで?」

「病院やし」

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「?」

こんな頓珍漢な会話をしたり。

靴下のゴムが
きついというので

新聞紙を丸めて
たくさんの靴下をはかせてみたら

祖母が大笑いして

そのままヘルパーさんたちに
見てもらったり

まぁなんだか
笑えることが多かったです。

この祖母は
わたしが知る限りでは
ずっとリウマチとか
身体の不調に悩まされていました

あまり愚痴などを
言うタイプではなかったように
思います。

それでも晩年は
夜9時ごろに
「もう死にたい」
「眠れない」などと

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電話を掛けてくることがありました。

わたしはもう
そのころには
心理を学んでいましたので、

「よし、じゃあ一晩中付き合うか?
 なんの話をする?」
とか

「死ぬのを手伝うことは
 できないけど

 行きたいところに
 連れていくことはできるかも?

 でも、山は寒いよ?
 湖はもっと冷たいよ?

 もう少しいい季節になるまで待つ?

などと
笑わせていました。

祖母も
「寝れない、死にたい」と言いながら
結局電話の向こうで大笑いして

「もう切るわ」と
電話を切っていました。

「孫が、死ねる場所まで
 連れて行ったるって
 言っとるって言わんといてな?」

などと冗談を言える感じでした。

その祖母の
葬儀の時でした。

お坊さんが
お経を読んでくださっているときに
火災報知機の音がしました。

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わたしはこころの中で
「祖母ちゃん、やるな」と
ニヤリとしていました。

火災報知機は誤報で
特に混乱することもなく

火葬場についたときに
従弟と二人で
大笑いしました。

「あれ、絶対ばあちゃんやんな」

賑やかしいことが
大好きな祖母だったので、

ちょっと騒がしてやろうか?
何思ったんじゃないかと(笑)

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火葬場に
葬儀場の職員さんが
謝罪に来られた時も

「いや、
 あれお婆さんが
 やったと思うので」と

従弟と口をそろえて
言ってしまいました。

その後も
何かとお騒がせなことが
ありましたが

今では
祖父も亡くなり

二人でのんびり
孫たちの右往左往っぷりを
眺めているんじゃないかって

思います。

いつも
真っすぐに物事を捉えず
少し斜向かいから
見ることができるのも

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常に本気で
常に捉われすぎないのも

ちゃんと楽しむことができるのも
この祖母のおかげかも
しれません。

…さて、だいぶ長くなってきましたので、
続きはまた明日~。

あなたの幸せの形を
教えてくださいね!

そして、今日が
ハッピ~でラッキ~な日で
ありますように♡

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ここまでお付き合いいただきまして
ありがとうございます

コメント感想大歓迎です!
よろしくお願いいたします。

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