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チャリ屋の選別 4/16の日記

・チャリ屋へ行く。
自転車屋ってなんかしっくりこなくて、かといってサイクルショップって言うほどアメリカナイズな人間じゃないからしかたなくチャリ屋と呼んでみる。
勝手にしろ!

6年前に“安さ”だけを頼りに買ったチャリはサトシ顔負けのボロボロさで、チェーンが緩みきっていて少しの段差の衝撃だけで外れるようになっていた。
数年前から何度かチャリ屋に持っていって調整してもらっているが、少し乗るとまたチェーンがユルユルになってしまう。調整のたびにチェーンの玉の数を減らしてもらってると思うんだけど、このままいくと玉10個の雑な星座みたいなチェーンになってしまうかも。

チャリ屋の選別は重要だ。ハズレを引いてしまうとオヤジに嫌な顔をされてツバを吐かれながら雑に直されるハメになる。
マップで「自転車屋」とお堅く調べると近所で数件出てくるが、ほとんどのレビューが「態度が悪い」「二度と行かない」と書いてある。ヒェ~~

↑の画像は「自転車屋」で検索して出てきたものなのであしからず。右の女性も意外と嫌な顔をしてツバを吐くタイプかもしれない。

結局キレイめのチェーン店が少し遠くにあったため、そこに向かうことにした。チェーンとチェーンでややこしいですが。(死)(爆)(鮮血)

ドキドキしながらチャリを押して店に着きチャリ屋に「すいませーん」と声をかけると、素朴な兄ちゃんがすぐにチェーンを見てくれて、「880円ですぐにチェーン詰められるんですがどうしますか?」と迅速に対応してくれた。
即刻「おねがいします!!」と懇願し、ものの5分程度でピンピンのチェーンを歯車にハメてくれた。

ハメてくれたのは素朴な兄ちゃんではなく白髪の爺さんで、熟練のワザをサラッとかましてくれて最高だった。
爺さんも威圧感がなく、「ハイお待ちどおさまです〜」と最高の接客。

「やっておきましたヨ!」とか一言も言われなかったけど、タイヤの空気をパンパンに入れてくれたし、スタンドがガタガタだったのも直してくれていた。
なんてホスピタリティ!!

チャリ屋の選別に見事成功し、今後もココを利用することに決めた。
なんならちょっと腰が痛い時にも「すいませ〜ん」と足を運んでしまうかもしれない。
サービスで何も言わずに歯並びとか腸内環境も治してくれるかもしれないし。

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