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読書④「転職の思考法」北野唯我を読んで

こんばんわ! 
twitterでも話題の「転職の思考法」読んでみました。キャリアや成長といったワードが好きな僕なので一気に読めました。また、求人広告の営業をしている身としては興味のそそられるタイトルであった。

★内容
いつでも転職できるマーケットバリューを身につけておくことが大切だというのがこの本の主張。必ずしも転職をしろということではないが、他の会社に転職できないから仕方なく現職に就いているのは最悪な状態。
詳細は読んでいただきたいのだが、

マーケットバリュー=①業界の生産性×②人的資産×③技術資産 で決定

①業界の生産性
ざっくりいうと、IT業界であったり、これから来る業界の方が給与は高くなる傾向にある
②人的資産
人脈、あの人ためならやってやるか思われるか
③技術資産
・専門性…法人営業、新規営業
・経験…マネージャー

キャリアの作り方としては、
20代は専門性、30代は経験、40代は人脈を重視すべきとなる

★気になった点 being型と to do型について

僕は表題の部分が結構腑に落ちた。
よくやりたいことは?的なことを聞かれるし、就活の面接とかでもうまく言語化できていない部分でもあった。
「やりたいこと」なんて明確にある訳ないと感じていた理由が少しあった気がする。僕自身は、「こんな事業で●●を解決したい」とか「こんな仕事したい」というのが強く持ってはいなかった。

ただ、「社長になりたい」「優秀な人たちと働きたい」「将来のためにこんな力をつけておきたい」「チヤホヤされたい」という思いはあった気がする。それは僕が、本書でいうところのbeing型人間だっただからだと思う。

to do型…何をするのか、で物事を考える。明確な夢や目標を持っている
being型…どんな人でありたいか、どんな状態でありあたいかを重視する

よくメディアなどではtodo型の人が取り上げられるが、実際は99%の人がbeing型人間だそうだ。

★最後に
僕は現在転職を考えているわけではないが、キャリアの作り方にとって非常に勉強になった。ここまで、キャリアについて明確に言語化できているのはすごいなと素直に感じた。
もちろん、転職を考えている人にもおすすめの一冊!!

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