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蒸し上げ雑炊のレシピ 【おばあちゃんのレシピ】

日本にはその土地で取れる食材を使ったさまざまな郷土料理があります。
もちろん四国中央市にもたくさんの郷土料理があります。
今回は産直で旬の里芋ときれいな大根葉を手に入れたので「蒸し上げ雑炊」の作り方を祖母に習って記事にしました!

蒸し上げ雑炊って?

四国中央市の郷土料理のひとつで、
NHK「全国縦断 宝メシグランプリ2021」でグランプリを受賞した料理。
各家庭で材料は変わってくると思いますが主に
「里芋を味噌味で炊き上げた炊き込みご飯」のようなものです。

私と妹の大好物なのでこの時期には結構な頻度で登場します笑

里芋と四国中央市

蒸し上げ雑炊のメイン食材である「里芋」は四国中央市の特産品のひとつ。
「伊予美人」という愛媛県のオリジナルブランドが栽培されていて、なめらかで柔らかい肉質ながらも粘りが強い食感が特徴です。


蒸し上げ雑炊のレシピ

標準レシピ

蒸し上げ雑炊は各家庭や地域によって異なるようなので、まずはJAが提供している標準的なレシピのリンクを貼っておきます。


おばあちゃん流! 炊飯器で作る簡単蒸し上げ雑炊

我が家のレシピは簡単に蒸し上げ雑炊を作ってみたい方や、
鍋でお米を炊いたことがない!出汁を取るのが手間!
といった方向けの簡単レシピです。

祖母は頼れるところは家電に頼るのがえぇんよ。な人なので炊飯器でうまくいく炊き方を編み出したそうです。出汁もいりこから取るのは時間ないし面倒らしく出来合いの出汁です。
そのくらい気楽に楽しく郷土料理って作ればいいんだなとホッとしました笑

レシピ

材料

米・・・3合
里芋・・・400g
油揚げ・・・1枚
大根葉・・・400g
(お好みでじゃこえび)
水・・・500ml
みそ・・・大さじ山盛り1
 -麦と米の合わせ味噌(やましたさんちの田舎みそ)を使いました
料理酒・・・大さじ1
みりん・・・大さじ1
粉末だし・・・小さじ2くらい
 -粉末アゴだしパック1.5袋を袋を破って混ぜて使いました。

産直で手に入れた大根葉と里芋(伊予美人)


作り方

-食材の下準備-

1.お米を研いで浸水しておく
2.大根葉をよく洗い、沸騰したお湯に色止め用の塩を入れてサッと湯がき、絞って刻んでおく

茹でて刻んだ大根葉(蒸し上げ)
湯がいて刻んだ大根葉

3.里芋は皮を剥く(ピーラーで剥くと楽!)

4.皮を剥いた里芋を一口大にカットする

里芋を一口大にカット(蒸し上げ)
一口大にカット

5.ポリ袋に里芋・塩を入れしっかり揉む

ポリ袋で里芋を塩揉み(蒸し上げ)
ゴリゴリ揉みます

6.ザルに入れてしっかり水洗いをする

塩揉みした里芋を洗う(蒸し上げ)

7.油揚げは短冊切りにする

短冊切りの油揚げ(蒸し上げ)

※里芋の皮を剥く際は芋が乾いたまま作業するか、手に塩や酢をつけて作業することをお勧めします!里芋の成分によるかゆみ防止になります。

-炊飯釜に入れる-
材料を入れる順番が重要なので他は適当でもここだけは気をつけてくださいね。

1.大根葉→油揚げ→里芋→米→出汁の素→砂糖→味噌→水→酒→みりんの順に入れる

大根葉→油揚げ
里芋
出汁の素を入れて味噌を投入

2.下の具材(お米以外)を触らないように混ぜる

3.炊き込みモード(おこわモード)で炊飯スタート!

4.炊き上がったら底からしっかりと混ぜる(おこげついていたらラッキー)

蓋を開けるとこんな感じです
底からしっかりかき混ぜます
完成!!

まとめ

今回はレシピ化するために計量しながらの調理でしたが、祖母曰く
「お米と水の量さえちゃんとしとったら、あとはおっきいスプーンで1杯ずつ、里芋ザザッと目分量でかまん。ばあちゃんは今日初めて計った。入れる順番間違わんかったらうまいこと炊ける。」とのことです。
工程は多そうに見えますが特に難しい作業はありませんでした(炊飯器に任せるので当然笑)。
本来のレシピではエビが入りますが、昔祖母が習ったレシピでは入っていなかったそうです。エビの風味が好きな方は入れてみてくださいね。

大体でなんとかなるそうなので気軽に四国中央市に昔からある味を作って味わってみてください!!


今が旬の里芋、とっても美味しいですよ〜
他にも地元の特産品を使った料理やおばぁちゃんのレシピを紹介していく予定です。
お楽しみに!


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